山姥切長義の"もしも" (ページ4)

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大切ページ4

鯰尾side
まず一番に行くべき場所はやっぱり主の所でしょ。
鯰尾「主ー、入りますよー」
部屋の戸を開ける。
主「・・・あ、鯰尾」
鯰尾「元気ないですね。あ、また失恋したんですか？」
主「・・・山姥切知らない？長義じゃなくて、国広の方。・・・あれ？国広って誰だっけ」
これは、想像以上にまず事態なんじゃ・・・。

国広side
愛姫「なんで国広はちっちゃくなったんだろうね」
国広「これは俺の勝手な憶測だが、主との繋がりが薄くなっているのかもしれん」
愛姫「姫様と？」
そういやこいつは主のこと姫様と呼んでいたな。
男だった場合どうなるんだ？
王子様か？
愛姫「姫様に何かあったのかな？」
国広「何も起こってないといいんだが・・・」
？？「やぁ、探したよ。愛姫、偽物くん」
聞き慣れた声。
そして、俺を偽物くんと呼ぶのはこの本丸では一人しかいない。
国広「山姥切」
長義「どうだい？お前が"山姥切"ではなく俺が"山姥切"の世界は」
国広「別に。名など、どうとでも呼べばいい」
愛姫「お兄ちゃん、どうしてこんなことになってるの？どうして誰も、国広のことを覚えてないの？」
長義「愛姫は、俺よりその偽物くんの方が大切なのかな？」
愛姫「どっちも大切だよ！二人とも、大切な仲間だもん」
長義「やはり、消えてもらった方が速いか。何故か記憶が残っている第一部隊の面々もね」
国広「っ！愛姫、逃げるぞ！」
愛姫「・・・」
黙って俺についてくる愛姫。
早く、彼奴らと合流しないとまずいな。