山姥切長義の"もしも" (ページ22)

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いざ本丸へページ22

愛姫side
国広「よし、本丸へ行くぞ。まずは本丸特攻隊の特攻場を伝える」

数時間前・・・。

小竜「本丸に酔っ払いたちを突撃させるのは良いと思うけどさ、誰を何処に当てるわけ？」
愛姫「玄関は鯰尾ですね」
国広「賛成」
鶯丸「適任すぎるな」
一期「弟が申し訳ありません・・・」
謙信「長谷部はあるじにちかいところのほうがいいとおもうぞ！」
愛姫「ですね。主の前に立ちはだかる敵は切り伏せますし」
長谷部「圧し切るだ！」
愛姫「いらない訂正ありがとう」
長谷部地獄耳かよ・・・。
小竜「それなら、祖は厨から離した方が良いね。厨を大事にしてるから思う存分暴れられない」
国広「となると、離れだな。あそこには新刃たちがいるが・・・まぁ良いだろ」
愛姫「良くない良くない」
鶯丸「まぁ燭台切も限度はわかっているだろうから離れでも良いんじゃないか？」
小豆「だな。大般若はどこでもいいだろう」
愛姫「なら裏口で。大般若さんみたいな静かな酔っ払いが適任です。皆、騒がしい方に気が引かれますから」
一期「残りは、薬研と歌仙ですな」
国広「薬研も鯰尾と共に玄関だ。あいつの機動なら、どさくさに紛れて中へ入ることが出来るかもしれん」
愛姫「うん。それで、歌仙は中庭。彼に本丸内で暴れられると床が抜けまくる」
一期「それは此方の不利にもなります。歌仙には申し訳ないですが、中庭で戦ってもらいましょう」
国広「あぁ。これで全員決まったか？」
愛姫「うん」

国広「と、言うわけで、言われた場所で各自好きに暴れてくれ」
歌仙「僕の扱いが適当すぎないかい？」
愛姫「まさか。適任だと思ったまでだよ」
本当は床抜け心配してるだけなんだけどね。
伽羅「フン。お前にはお似合いだな」
愛姫「コラ伽羅。喧嘩売らないの！」
歌仙「そういう貴殿は馬屋がお似合いだ」
伽羅「言ってろ」
国広「お前たちいい加減にしろよ。・・・では行くぞ！」
全員「応！！」
待っててね、姫様。お兄ちゃん。