チームKZ baby化事件 (ページ2)

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上杉BABY② ページ2

小塚side

カフェテリアには、すでに若武、黒木、美門、七鬼、僕がいる。

いつも話しながら、アーヤが来るのを待ってるんだ。

今日は珍しく上杉が遅いな…。

彩「みんな!大変なの!」

そう思ったとき、アーヤがすごいスピードで入ってきた。

赤ちゃんを抱えて⋯

若「アーヤ!?子供産んだのか!?誰との子何だ!上杉か!?」

若武が騒ぎ出した。

彩「若武うるさい。確かに上杉くんだけど⋯』

僕達はかなり驚いた。

翼「上杉ってどういう事なんでしょ?」

若「本当に上杉との子なのか!?」

小「弟とか?上杉に頼まれたのかな!?」

黒「アーヤ、状況を説明してほしいね。」

僕は、上杉の弟と言う事にして、納得しようとした。衝撃だったからね…。

このこが真実ではありませんように…

彩「だから、話を聞いて、この子が上杉くんなの」

アーヤと七鬼以外、驚いて静かになった。

忍「確かにそいつから、上杉と同じ気配がしてる
ぜ。」

彩「ここに来る途中で、上杉くんに会ったから一緒に来たんだけど、秀明についたら、上杉くんが赤ちゃんになっちゃったの!」

小「へぇ、上杉がなったのかぁ、ちょっと調べてみたいな⋯」

若「おい、小塚。何でそんなに落ち着いてんだよ。」

忍「最近そういうことよく起こってんだよな。霊の仕業とか言われてるけど、そんな気は全然ない。」

翼「噂では知ってたけど、見たのは初めてだな。」

黒「俺の知り合いにも小さくなったって言うのを聞いてるよ。」

若「だから!何でお前らはそんなに落ち着いてるんだ!」

アーヤも慌ててたし、若武を含めて二人共聞いたことないのかな?

黒「若武先生落ち着いて。すぐ戻るみたいだから大丈夫だよ。姫もお座り下さい。」

黒木は流石だなぁ。二人共落ち着いたみたい。
落ち着いたところで上杉を見る。

小「こうしてみると、上杉もかわいいよね。」

翼「いつもの皮肉屋が嘘みたいだな。」

忍「俺、上杉にもこんな時があったのが分かって安心した。」

すると突然若武が、

若「アーヤ!俺が抱っこしててやるよ!」

彩「う、うん⋯若武できるの?」

上杉がアーヤから若武に渡ったその時、

上「うえーーーん!」

上杉の泣き声がカフェテリア中に響き渡った。

1つ良かったことは、カフェテリアの利用者が僕達しかいなかったことかな⋯⋯