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助ける方法は ページ8

朝日side
朝日「お邪魔します」
太鼓鐘「・・・」
朝日「ここの審神者は?」
三日月「離れだ」
??「こんなところでなにやってるの?」
朝日「乱藤四郎」
乱「主さんなら大広間にいるよ」
この子はもう見習いの術にかかっているのか。
朝日「代表として私が行こうかな。いい?三日月」
三日月「ああ」
朝日「案内してくれる?乱藤四郎」
乱「いいよ」

見習い「いらっしゃい、朝日藤四郎。乱はちょっと出てて」
乱「はーい」
見習い「さてと、どうして政府の刀がここに?」
朝日「心当たりがあるのでは?見習いさん」
見習い「何のこと?」
朝日「早く皆にかかっている術を解いて貰えませんか?まだ若い貴方を殺したくない」
見習い「イヤよ。あとちょっとなのに・・・」
脅しは効かないか。
見習い「あの初期刀さえこちらのものになれば・・・。皆、こいつを殺して!」
天井、横の部屋、押し入れ。
色々なところから短刀や脇差が出てくる。
朝日「無意味だっていうのがわからないのかな」
見習い「貴方は一人でしょ?」
朝日「誰が一人って言ったの?」
短刀たちの後ろから加州がやって来る。
加州は短刀を次々と峰打ちにした。
加州「三日月から言われて来てみれば、何これ」
朝日「さぁね」
加州「全く、術を解く方法ってあんの?」
刀をかわしながら話す。
朝日「あるよ。見習いを殺さなくても解く方法が」
あっという間に短刀たちを倒す私たち。
見習いの肩にポンっと手を置く。
朝日「ちゃーんと研修終えたら審神者になれるのに、我慢できない悪い子だね」
見習い「だって、最初から揃ってるこっちの方が楽で良いじゃない!地道に刀剣を集めるなんて面倒くさいこと誰がするもんですか!」
朝日「そんなヤツに誰が仕えたいって思うのかな。少なくともそんなじゃ歴史は守れない」
見習い「歴史を守って何になるって言うのよ」
加州「俺たちはあんたら人間と楽しく暮らすためにここにいるんじゃない。歴史を守るためにここにいる」
ヤバい。
加州から殺気が出てる。
加州「お前に歴史は守れないよ。赤ん坊からやり直して歴史の有り難さを感じてきな」
刀を見習いに向ける加州。
朝日「加州ストップ!」
加州「何?何で邪魔すんの?」
朝日「この本丸は加州がいた本丸じゃない。私たちが来たからには貴方の本丸のようなことにはならない。そうでしょ?加州清光」
刀を下ろす加州。
加州「ごめん、朝日。どうかしてた」

加州清光がいた本丸→←太鼓鐘貞宗がいた本丸



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作者名:兼さんの耳飾り | 作者ホームページ:http://yuzunoki  
作成日時:2023年3月29日 19時

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