仲直り作戦会議 ページ14
朝日side
朝日「なんでそんなに長続きしてるの？」
今剣「みなさんのこころのじしょに"あやまる"というたんごがないからです」
朝日「作らせとくよ」
歌仙「どうやって？」
朝日「・・・」
武力行使、ですかね。
主「何処から手をつけるべきでしょう」
朝日「博多と長谷部。あの二人は経理担当だから働き者になってもらわないと困る。残りの粟田口は、まぁ一期さんがなんとかしてくれるでしょ」
陸奥守「できとったら良かったのににゃあ」
朝日「できてないんだね」
今剣「まったく、しかたのないきょうだいですね」
朝日「本当にそうだよ。そういえば日光は？」
歌仙「！、遠征に出ていたね」
陸奥守「黒田の親分が残っとった！」
朝日「では私はお役御免ということで」
陸奥守「粟田口が残っちゅうよ」
今剣「左文字は江雪がなんとかしてくれますよ。わぼくはたいせつですからね」
主「へしには僕が言います」
一番効きそうだね。
歌仙「でも何故彼処まで喧嘩が発展してしまったんだい？」
朝日「考え方の違いってところじゃないかな。黒田家のことを忘れることにした長谷部と覚えている博多。いつまでも信長のことを根に持っているのがウザい宗三。別に根に持っててもいいと思ってる薬研。中立の小夜、厚といった感じかな？」
主「スゴい。全部わかってます・・・。でも、どうして喧嘩の内容までわかったんですか？僕、日本号とへしが喧嘩してるとだけ言ったんですが」
朝日「あー、前の本丸で聞いたんだ。主がヤバい会話してるとこに遭遇しちゃったーって言ってきたから。内容まで全部知ってる」
懐かしいな・・・。
あのときは私と長谷部が喧嘩したっけ？
主への忠誠心がどうのこうの〜って長谷部が言ってきて。
それにイラッとして、ちゃんと主への忠誠心があるって証明したくて修行に行ったんだっけ。
主「じゃあ、朝日に任せておけば安心ですね！」
朝日「日光に喧嘩の内容まで伝えてね。それできっちりとお叱りを受けてもらおう」
主「はい！」
今剣「日光はいつかえってくるんでしたっけ」
歌仙「明日の昼過ぎだね」
主「じゃあ、明日の昼過ぎで決着をつけましょう！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 63人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：兼さんの耳飾り | 作者ホームページ：http://yuzunoki
作成日時：2023年3月29日 19時
