番外編:ゆく年くる年2 ページ9
コタツでのんびりしていると玄関のチャイムが鳴った｡
大晦日に一体なんの用だろうと不思議に思い､ワタルが腰を上げる｡
『何か配達でしょうか?』
イブキ｢変ねぇ､大晦日と元旦はここら辺の配達業者は休みになっているのに｡｣
親戚の人達だろうかと､訪問者についてあれこれ考えているうちに玄関が騒がしくなった。
そしてその騒がしさは徐々に徐々にこちらに向かっている…
『｢?｣』
ガラリと襖が開いて
シロナ｢ハァイ､お邪魔するわよ!｣
ダイゴ｢やぁ､お揃いだね｡｣
シンオウ､ホウエンの(元)チャンピオンがあらわれた！
『シロナさんにダイゴさん!』
グリーン｢ハァ!?｣
イブキ｢な､何でここに…!?｣
驚く3人(?)を他所にダイゴとシロナはマフラーや上着を脱いでなんの躊躇いもなくコタツに入ってくる。
シロナ｢失礼するわねA｡｣
ダイゴ｢コタツ凄い温かいね､これ出たく無くなるよ｡｣
ワタル｢全く突然来たと思えば…｡｣
遅れてワタルが山のような荷物を持ったカイリューと共に居間に戻る｡
グリーン｢うわ何だその荷物｡｣
シロナ｢やっぱり他所のお宅にお邪魔するんだから手ぶらは不味いじゃない?｣
ダイゴ｢それに今日は大晦日だからね｡｣
シロナ｢そう!要するにお酒とご馳走を持ってきたってワケよ!｣
『シロナさんはともかく…ダイゴさんいいんですか?大晦日なのに､お父様が…｡』
ダイゴ｢何､心配は要らないさ…日付が変わる前には帰るから｡｣
シロナ｢まぁアタシも年越す前にはシンオウに戻るわ､リーグ関係者やジムリーダーたちとの集まりもあるしね｡｣
そんな訳で元チャンピオン2名を追加して大晦日の夜は始まった。
それはもう､どんちゃん騒ぎで…
シロナ｢ほらA!アナタももう成人してるんだからもっと飲みなさい!｣
『ちょ､シロナさん落ち着いtｺﾞﾎﾞｺﾞﾎﾞ｡』
グリーン｢ははっA溺れてやんの｡つーかレッドも全然飲んでねぇじゃん､折角持ってきてくれたんだからもっと飲めばいーじゃん｡｣
ダイゴ｢うん､これ美味しいね｡｣
ワタル｢Aとイブキが作ったものだ…日本酒に合うだろう?｣
そうそうに潰れたイブキ｡既に一升瓶を飲み終え出来上がったシロナがAに絡み酒をし､絡まれているAを爆笑しながら眺め自分もレッドに絡んでいくほんのり赤くなったグリーン｡グリーンを上手い具合に躱しひたすらコーラだけを飲むレッド｡そしてAたちの作った料理を肴にゆったり楽しむメンズチャンプ2人。
賑やかである。
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冰輪(プロフ) - 続き待ってます！！ (2月6日 9時) (
レス) @page43 id: 3dfd0d46a5 (このIDを非表示/違反報告)
冰輪(プロフ) - コメント失礼します！116話のダイゴの台詞のひとつがダンデになっています。とっても面白くて好きです！ (2月6日 9時) (レス) @page33 id: 3dfd0d46a5 (このIDを非表示/違反報告)
momizi0825(プロフ) - コメント失礼します!続き待ってます! (1月20日 1時) (レス) id: a200abc37f (このIDを非表示/違反報告)
らる - コメント失礼します！読んですごく面白いので更新をいつでも待ってます (12月23日 16時) (レス) @page43 id: 28b9feb329 (このIDを非表示/違反報告)
ライスカレー(プロフ) - コメント失礼します！とても面白くて一気読みしてしまいました。続きを楽しみにしています！いつでもいいので、気が向いたときにでもまた更新してほしいです！ (10月21日 23時) (レス) @page43 id: 99fa8549ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒梨 | 作成日時：2020年11月10日 12時
