第118話 ページ36
ふと試合の中継がされているテレビを見れば、リザードンが必死にダンデを背にかばいながらサザンドラに抵抗している。しかし動きがいつもより鈍い。倒されるのも時間の問題だろう
ダンデはといえば余程怪我が酷いのだろう、指示を飛ばす余裕も無さそうだ
奴らが介入しているとわかった以上このまま決着をつけさせる訳には行かない
何としてでも試合を止めなければ
スタッフは役に立たない
ならば自分達が試合を力ずくで止めるまで
ヤロー｢止めると言っても、どうするんです｣
ネズ｢……ま、このまま試合に殴り込みでしょうよ｣
ルリナ｢乱入するって訳ね……でも見たところマレディクシオンの人間はこの会場にうじゃうじゃいるわ。そう簡単にコートに辿り着けるかしら｣
ルリナの言葉通りコートへ向かう道中、マレディクシオンの家の人間だろう人物によって道を塞がれる
彼の両脇には敵意むき出しのポケモンが2体
キバナ｢ま、そんな事だろうとは思ったけどよ｣
つくづく胸糞悪い奴等だと、こちらもモンスターボールを構える
キバナ｢俺達はとにかくバトルコートに向かう｣
ヤロー｢分かりました、他の方との連絡が終わり次第ぼく達も急いで向かいます｣
キバナ｢おう、頼む｣
ﾋﾟｯ
ネズ｢さっさと終わらせましょう、時間が無いんでね｣
キバナ｢あぁ、いくぜ！ジュラルドン！！｣
────
バトルコートへ向かっているのはジムリーダー達だけではない
グリーン｢クソっ！次から次へと！！｣
レッド｢っ…！｣
レッド、グリーンも席を立ったその後すぐにバトルコートへと走り出していた
観客席からコートへ侵入することは出来ない。ポケモンバトルで発生する激しい技や天候変化等から観客を守るため、フィールドはシールドで覆われている
ロビーを走り抜け関係者口に辿り着いたと思ったらこれだ
Aを蝕み続けている家の連中による妨害
相手はレッドやグリーンにとっては雑魚にほかならない
しかしこれが一人や二人で終わらないとなるとそれなりに時間はかかるし面倒だ
事は一刻を争う
早く止めなければ、Aは
バトルが始まって暫くしてから彼女の様子もおかしくなった
フィールド内の周りには数体のエスパータイプのポケモン
彼女達は今操られている！
何故か
恐らく彼女の父親は初めから気付いていた！
Aがこの家を放棄することに！
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冰輪(プロフ) - 続き待ってます！！ (2月6日 9時) (
レス) @page43 id: 3dfd0d46a5 (このIDを非表示/違反報告)
冰輪(プロフ) - コメント失礼します！116話のダイゴの台詞のひとつがダンデになっています。とっても面白くて好きです！ (2月6日 9時) (レス) @page33 id: 3dfd0d46a5 (このIDを非表示/違反報告)
momizi0825(プロフ) - コメント失礼します!続き待ってます! (1月20日 1時) (レス) id: a200abc37f (このIDを非表示/違反報告)
らる - コメント失礼します！読んですごく面白いので更新をいつでも待ってます (12月23日 16時) (レス) @page43 id: 28b9feb329 (このIDを非表示/違反報告)
ライスカレー(プロフ) - コメント失礼します！とても面白くて一気読みしてしまいました。続きを楽しみにしています！いつでもいいので、気が向いたときにでもまた更新してほしいです！ (10月21日 23時) (レス) @page43 id: 99fa8549ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒梨 | 作成日時：2020年11月10日 12時
