第117話 ページ35
キバナ｢何がどうなってやがる！！｣
キバナ達ジムリーダーはこの異常事態に対応すべく早い段階で既に動き出していた
チャンピオン·ダンデのポケモンが全く彼の指示を受けず無防備なまま技を受ける事はまず有り得ない
しかも、最悪なことに直接攻撃を受けた
よりにもよってドラゴンタイプの最強技とも言われているりゅうせいぐんに当たったのだ。軽傷で済むはずがない
Aがトレーナーに対し直接攻撃をするような人間じゃないと彼等は既に理解している
十中八九、何者かの介入によるものだ
誰が、なんて言わなくてもわかる
しかしスタッフの殆どは平常時と変わらず慌てている様子はない
どれだけ試合を中止させろと訴えても
｢バトル中にポケモンの技がトレーナーに当たる事故は珍しくないでしょう。何も問題ありません｣
の一点張りだ。話にならない
しかも｢では彼女がチャンピオンに直接攻撃をしたという証拠は？現にチャンピオンのポケモンは戦闘不能になりました。あれはどうみたって事故でしょう｣とまで宣う
ネズ｢これ以上スタッフ達に言うのは無駄でしょうね。コイツら全く動こうとしやがらねぇ｣
キバナ｢ﾁｯ……｣
ネズ｢にしてもおかしいですねぇ……いつもならトレーナーが負傷したとなると試合を直ぐに中断させるってのに…｣
そう、いつもなら例え軽傷だったとしても念の為試合を中断し、トレーナーのフィジカルチェックが行われるのだ
軽傷とはいえ相手はポケモン。ポケモンによっては身体が毒で覆われていたり、エスパー系の技なら脳への影響等々、少しの怪我でも命に関わる為検査は欠かさず行われる
それが今の試合では無い
誰一人スタッフが動こうとしない
つまり
キバナ｢アイツらスタッフ達もグルか…！｣
ネズ｢……まぁ、それ以外有り得そうにないね｣
キバナ｢一体どんだけいるんだよ！？｣
この様子だと審判もあの家側の人間
警備はどうした？まさか……
｢ケテケテー！電話ロトー！！｣
キバナ｢！｣
ﾋﾟｯ
キバナ｢どうした｣
ヤロー｢やられましたわ、警備員は皆眠ってます｣
キバナ｢は｣
ルリナ｢大分強力なさいみんじゅつを掛けられてる。揺さぶっても起きない｣
キバナ｢……奴らか｣
ルリナ｢そうでしょうね。さっきメロンさんから連絡があったけど管理室も同じ状況だったみたい。そっちはどうなの｣
ネズ｢どうもこうも、スタッフ全員グルですよコレ｣
キバナ｢あぁ、誰一人試合を止めようとしねぇ｣
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冰輪(プロフ) - 続き待ってます！！ (2月6日 9時) (
レス) @page43 id: 3dfd0d46a5 (このIDを非表示/違反報告)
冰輪(プロフ) - コメント失礼します！116話のダイゴの台詞のひとつがダンデになっています。とっても面白くて好きです！ (2月6日 9時) (レス) @page33 id: 3dfd0d46a5 (このIDを非表示/違反報告)
momizi0825(プロフ) - コメント失礼します!続き待ってます! (1月20日 1時) (レス) id: a200abc37f (このIDを非表示/違反報告)
らる - コメント失礼します！読んですごく面白いので更新をいつでも待ってます (12月23日 16時) (レス) @page43 id: 28b9feb329 (このIDを非表示/違反報告)
ライスカレー(プロフ) - コメント失礼します！とても面白くて一気読みしてしまいました。続きを楽しみにしています！いつでもいいので、気が向いたときにでもまた更新してほしいです！ (10月21日 23時) (レス) @page43 id: 99fa8549ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒梨 | 作成日時：2020年11月10日 12時
