第115話 ページ31
｢皆様大変長らくお待たせ致しました……いよいよ最終決戦、チャンピオンとチャレンジャーの対決です！！｣
ワアァァｯｯ！！と大きな歓声がスタジアムを包む
｢さぁ選手の入場です、ここまで数多のバトルを勝ち抜きチャンピオンに挑む権利を手にしたA選手！！！｣
ゆっくりと、しかし力強い歩みでAがバトルコートの中央に向かう
観客からは沢山の声援が送られ野次は聞こえない
｢さぁそしてお待ちかね！我らがヒーロー、無敵の王者……チャンピオン·ダンデ────！！！！｣
チャンピオンの登場にスタジアムは過去最高の盛り上がりを見せる
いかに彼がガラルの人々から愛されているかがよく分かる
｢チャンピオンは無事10連勝なるか、はたまたチャレンジャーが新たなチャンピオンとなるのか？果たして勝利の女神は誰に微笑むのか！！｣
審判の開始の声と共に、2つのボールが宙を舞った
──────
ダンデさんが初めに出したのはギルガルド
攻撃か防御によってその技に対応したフォルムに変化しステータス変化する中々に面倒くさいポケモンだ
今の姿はシールドフォルム……出来ればブレードフォルムになってから叩きたい所……
『サザンドラ、わるだくみ』
｢ギャウ！｣
とりあえずシールドフォルムでも一撃で仕留められるくらい火力をあげよう
ダンデ｢ギルガルド、つるぎのまい！｣
｢ギッ！｣
まずは向こうも能力を上げるか……
流石に初手キングシールドはないか
『サザンドラ、あくのはどう！！』
ダンデ｢！ギルガルド、キングシールド！！｣
『！』
防がれるか…！
直接攻撃ではないからとりあえず攻撃が下がる心配はない…
そう思った時だった
ダンデ｢『！』｣
ギルガルドは動かず、サザンドラが放ったあくのはどうに当たり倒れた
『え……？』
確かに今ダンデさん指示してたよね？
……でもギルガルドは微動だにしなかった
何で？
ダンデさんも困惑してる……
やっぱり今のはおかしいよね？
技の発動は向こうの方が早いはずなのに……
─────
続けて二体目も同じようなことが起きた
ダンデさんが指示をしても全く動かずに、私の子達の攻撃に無防備に当たり戦闘不能に
流石にこれは様子がおかしい
何か問題があるのかもしれない
タイムを取ろうと審判に目を向けた瞬間
めのまえが まっくらになった
作者のつぶやき(そこそこ重要)→←番外編:バレンタインデー5
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冰輪(プロフ) - 続き待ってます！！ (2月6日 9時) (
レス) @page43 id: 3dfd0d46a5 (このIDを非表示/違反報告)
冰輪(プロフ) - コメント失礼します！116話のダイゴの台詞のひとつがダンデになっています。とっても面白くて好きです！ (2月6日 9時) (レス) @page33 id: 3dfd0d46a5 (このIDを非表示/違反報告)
momizi0825(プロフ) - コメント失礼します!続き待ってます! (1月20日 1時) (レス) id: a200abc37f (このIDを非表示/違反報告)
らる - コメント失礼します！読んですごく面白いので更新をいつでも待ってます (12月23日 16時) (レス) @page43 id: 28b9feb329 (このIDを非表示/違反報告)
ライスカレー(プロフ) - コメント失礼します！とても面白くて一気読みしてしまいました。続きを楽しみにしています！いつでもいいので、気が向いたときにでもまた更新してほしいです！ (10月21日 23時) (レス) @page43 id: 99fa8549ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒梨 | 作成日時：2020年11月10日 12時
