番外編:バレンタインデー1 ページ26
─2月14日───
そう、それは愛する人にメッセージカードや花束、チョコレート等を贈る特別な日……
勿論愛する人だけでなく、日頃お世話になっている人や友人達に感謝を伝える日でもある
今日はそんなバレンタインデーの各地方のトレーナー達の様子を伺ってみようと思う
ガラル地方──
ナックルシティジムでは毎年恒例地獄の贈り物選別をジムトレーナー達が死んだ魚の目で黙々と行っていた
｢……これで241件目ですよ｣
｢……何であかいいとが入ってるんだ？｣
｢まだ道具ならいいほうじゃないですか……こっちは髪の毛入りですよ｣
｢メッセージカードに紛れて婚姻届入ってるんですけど｣
｢バレンタインデーとは？？｣
｢……これでまだ3分の1行ってないもんね｣
｢やめろ言うな｣
ナックルジムのジムリーダーキバナ宛に届くメッセージカードやチョコレート等の贈り物の中には物騒なものや衛生的に大変宜しくないもの等などとんでもないものが紛れ込んでいることが多々あるためこうしてジムトレーナー達が仕分けしているのである
この仕分けは食べれるものと食べられないものを分けることを目的としている訳では無い
基本的に、ファンから送られてきたものに手をつけることは無い。ただ見るからにやばそうなものを送ってきた人間を特定するためこうしてわざわざ仕分けしているのである
因みにこの日はどのジムも同じ状況である
チャンピオンに至っては贈り物の数が5桁以上いく
キバナ｢おぅ、お前らお疲れさん｣
キバナもキバナで心做しかげっそりした顔で事務室に戻ってくる
その手には恐らくファンから貰ったであろうバレンタインデーの贈り物がどっさり入った紙袋が握られていた
キバナ｢頑張ってもらってるところ悪いが追加だ｣
｢……ホント毎年毎年よくこれだけ集まりますよね｣
キバナ｢いやー、ダンデには及ばねぇよ｣
パシャリと紙袋に入っている贈り物の写真を撮るキバナ
恐らく後にポケッターかポケスタ辺りに投稿するのだろう
キバナ｢ま、こんだけ応援してくれてるやつがいるってのはありがたいよな｣
確かにこれだけプレゼントが送られているということはそれだけ彼等を応援している人がいるということ(例外もいるが)
それについて感謝しつつもやはりこれだけの量の贈り物を選別するのは骨が折れる
｢キバナ様、キバナ様にお客様がいらっしゃってます｣
キバナ｢俺様に？｣
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冰輪(プロフ) - 続き待ってます！！ (2月6日 9時) (
レス) @page43 id: 3dfd0d46a5 (このIDを非表示/違反報告)
冰輪(プロフ) - コメント失礼します！116話のダイゴの台詞のひとつがダンデになっています。とっても面白くて好きです！ (2月6日 9時) (レス) @page33 id: 3dfd0d46a5 (このIDを非表示/違反報告)
momizi0825(プロフ) - コメント失礼します!続き待ってます! (1月20日 1時) (レス) id: a200abc37f (このIDを非表示/違反報告)
らる - コメント失礼します！読んですごく面白いので更新をいつでも待ってます (12月23日 16時) (レス) @page43 id: 28b9feb329 (このIDを非表示/違反報告)
ライスカレー(プロフ) - コメント失礼します！とても面白くて一気読みしてしまいました。続きを楽しみにしています！いつでもいいので、気が向いたときにでもまた更新してほしいです！ (10月21日 23時) (レス) @page43 id: 99fa8549ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒梨 | 作成日時：2020年11月10日 12時
