第108話 ページ19
｢お待たせ致しました、いよいよ準々決勝第1試合の開始です！｣
ワアァァァ！とスタジアムの観客達は歓声を上げフィールド上のルリナのAそれぞれに声援を送る
ルリナ｢ここまで難無く勝ち残ってきたのは流石ですね｣
『ぇあ、ありがとうございます…』
ルリナ｢……ジムチャレンジでの非礼、本当にごめんなさい｣
突然Aに頭を下げたルリナに会場は先程とはうってかわり困惑とした空気が伝染していく
『え、いや…』
ルリナ｢マレディクシオンの生まれだろうと、ジムリーダーとして…トレーナーとしてそれだけでよく知りもせず…知ろうともせず貴女を判断するのは愚かでした｣
『……そんな…謝らないでください……こればっかりは仕方ないですよ…』
困ったように、しかし寂しそうに力無く気にするなと笑うAにルリナは眉を下げる
ルリナ｢…そう、ですか………(彼女は自分が卑下される事に慣れてしまったのか…)｣
『はい…でもありがとうございます、そう言ってくださるということは…私の印象、少しは良くなったって事ですよね』
ルリナ｢…少しどころじゃありません、貴女は優秀で立派なトレーナーだと思います｣
『え』
ルリナ｢貴女のようなトレーナーと全力で戦えること光栄に思います。全身全霊で、ここで貴女を華麗に流し去って私がチャンピオンとなります！！｣
『！私も全霊をもって、その波打ち消してあげましょう！！』
ルリナ｢出てきなさいグソクムシャ！｣
『お願いレントラー！』
─────
不安の残るA:いよいよ準々決勝
バウタウンジムでお世話になったレントラーで挑む
家の人が控え室に来たのは驚いた
恐らく来ているだろう父親に怯えている
色々と察してしまったルリナ:兎に角Aに謝罪がしたかった
しかしAの反応からして本当に気にしてないことが分かるし彼女の精神が既に限界を越えて壊れかけているのでは無いかと疑う
キバナからも自分が謝った時の様子を聞かされ疑問は確信に変わる
Aの事は一流トレーナーとして認めている
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冰輪(プロフ) - 続き待ってます！！ (2月6日 9時) (
レス) @page43 id: 3dfd0d46a5 (このIDを非表示/違反報告)
冰輪(プロフ) - コメント失礼します！116話のダイゴの台詞のひとつがダンデになっています。とっても面白くて好きです！ (2月6日 9時) (レス) @page33 id: 3dfd0d46a5 (このIDを非表示/違反報告)
momizi0825(プロフ) - コメント失礼します!続き待ってます! (1月20日 1時) (レス) id: a200abc37f (このIDを非表示/違反報告)
らる - コメント失礼します！読んですごく面白いので更新をいつでも待ってます (12月23日 16時) (レス) @page43 id: 28b9feb329 (このIDを非表示/違反報告)
ライスカレー(プロフ) - コメント失礼します！とても面白くて一気読みしてしまいました。続きを楽しみにしています！いつでもいいので、気が向いたときにでもまた更新してほしいです！ (10月21日 23時) (レス) @page43 id: 99fa8549ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒梨 | 作成日時：2020年11月10日 12時
