第95話 ページ1
『…』
ようやく戻ってきたナックルシティ
最初はまた誰かに絡まれるのではないかと不安だったけれど､グリーン達(変装はさせてある)と一緒にいるから随分と落ち着いていられる
ジムに入ってみたが周りに私と同じようなチャレンジャーは見かけない
もう既に終わった人達が多いのだろうか…それとも敗退して言った人達が多いのか…
｢…長かったジムチャレンジもいよいよ終わりが近いようだな｡ドラゴン使いキバナが率いるナックルジムに挑むのか?｣
『はい､その為に来ましたから』
｢…なら､まずは更衣室でユニフォームに着替えるのだな｣
『はい』
最早慣れたもので着替えるのに3分もかからない
でもやっぱりユニフォームを着ると緊張する
今までのジムを乗り越えた証となるジムバッチを胸につける
ラストひとつ…手に入れてみせる
｢ユニフォーム姿はこれまで勝利してきた証､気合いが伝わってくるな｡ではジムトレーナーがスタジアム…ではなく｣
『?』
｢宝物庫で待っている!急いで向かうといい｣
宝物庫…?
グリーン｢どうした?｣
『いや…何かスタジアムでジムミッションをするわけじゃないみたい』
レッド｢宝物庫って聞こえた…｣
ワタル｢宝物庫…確か､ガラル地方の歴史が描かれたタペストリーがある場所か｣
『知ってるんですか?』
ワタル｢あぁ､過去にガラル地方で過ごすことがあってね…その時に色々と見たんだ｣
グリーン｢にしても何で宝物庫?ジムミッションは歴史に関わるものとかってことか?｣
『え"そうなったら私無理…』
確かにアラベスクジムでもクイズ形式のジムミッションあったけど､ここに来て唐突にガラルの歴史についてとかすごく頭使うクイズだったら本気で分からないんだけど…
レッド｢…とりあえず行って来たら｣
『そ､そうだね』
ここで時間潰してちゃダメだし…とにかくマップを頼りに宝物庫に行こう
レッド達は先にスタジアムの観客席に行ったみたいだし…
いかにもと言った古びた建物の扉を開く
中は比較的真新しく､すぐ隣にカウンターがあった
ここで受付するわけね…
｢お待ちしていましたジムチャレンジャー､上にてキバナ様たちがお待ちです｣
『は､はい…』
ま､まぁユニフォーム着てるしすぐ分かるよね…
ひええ何だか空気が重いっていうか張り詰めてるって言うか…
僅かに震える体を抑えながら階段を上っていく
外につながっている扉を開け､また階段を上って…
そうして､最後のジムミッションの待つ扉を開いた
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冰輪(プロフ) - 続き待ってます！！ (2月6日 9時) (
レス) @page43 id: 3dfd0d46a5 (このIDを非表示/違反報告)
冰輪(プロフ) - コメント失礼します！116話のダイゴの台詞のひとつがダンデになっています。とっても面白くて好きです！ (2月6日 9時) (レス) @page33 id: 3dfd0d46a5 (このIDを非表示/違反報告)
momizi0825(プロフ) - コメント失礼します!続き待ってます! (1月20日 1時) (レス) id: a200abc37f (このIDを非表示/違反報告)
らる - コメント失礼します！読んですごく面白いので更新をいつでも待ってます (12月23日 16時) (レス) @page43 id: 28b9feb329 (このIDを非表示/違反報告)
ライスカレー(プロフ) - コメント失礼します！とても面白くて一気読みしてしまいました。続きを楽しみにしています！いつでもいいので、気が向いたときにでもまた更新してほしいです！ (10月21日 23時) (レス) @page43 id: 99fa8549ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒梨 | 作成日時：2020年11月10日 12時
