第89話 ページ44
『…あの?』
??｢…君がマレディクシオンのお嬢さんて事は分かった､どうしてボクが危ない目にあうかもしれないって理由も分かった｣
『…』
??｢でも､だからってキミを1人で置いておく事なんかしないよ｣
『!』
青年の言葉に少女は目を丸くする
『どうして…』
??｢だってAちゃん､キミはボクの事を心配して一緒に探すのを断ったんだろう?｣
『…(ｺｸﾘ』
??｢だからね､ボクはそんな優しい子を放って置くことなんて出来ないんだ…ボクもAちゃんと同じ気持ちって事だよ｣
『…いやじゃないんですか』
??｢なんで?｣
『ぇ』
??｢ボクはハッキリ言って家柄とかは本人の評価には繋がらないと思うよ…AちゃんはAちゃんでしょ?ボクはまだ君の事をよく知らないからなんとも言えないけど…少なくとも､さっきボクの事を心配してくれたよね｡だからボクはキミのこと､優しい子だって思うよ｣
『…』
ニコリと笑って青年は不安げな顔をした少女に手を差し出す
ダイゴ｢自己紹介がまだだったね…ボクはツワブキ･ダイゴ｣
『…ツワブキさん』
ダイゴ｢ダイゴで良いよ､よろしくねAちゃん｣
『…』
ダイゴの手をじっと見つめる
そして､恐る恐るその手を握る少女の手を優しく握り返すダイゴ
『よろしくです…ダイゴさん』
ダイゴ｢うん!…大分長い事話しちゃったな､急いでお父さんを探そう｣
『ぁ､はい!』
ダイゴとAは手を握ったまま､彼女の父親を探すべく洞窟の中を進む
歩きながら､ダイゴが何故ここにいたのか､他にも洞窟内にある様々な石について､などなど話していた
そうしている内に何とか父親と再開することが出来た
｢…娘が世話になりました､ありがとうございます｣
ダイゴ｢いえ､無事に会えて良かったです｣
『ありがとうございました』
ダイゴ｢うん､じゃあ…またいつかね｣
『はい!』
これがAとダイゴのファーストエンカウントだった
───
A:洞窟で迷子になり詰んだ…ってなった所を大誤算に助けてもらった
のちのちパルキアと一緒に彼に会いに行ったりして石とか石とか石について教わる
石に人生狂わされた男:石探しで洞窟をふらついてたら女の子がポケモンに襲われそうになってて慌てて助けた
マレディクシオン家の御息女だと知りビックリ
想像してたのと(いい意味で)違ったな…と思った
自身も社長の息子という事で周りの目に関してAに共感する事も
後にAと再会を果たしパルキアに(石オタク全開で)詰め寄る
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参.(プロフ) - 89話のダイゴさんが大誤算になっちゃってますよ (2022年6月10日 8時) (
レス) @page44 id: 0af78d8a85 (このIDを非表示/違反報告)
類 - 初コメ失礼します。私の中で、というかポケモンファンとして、これは剣盾ジムリーダーへのキャラヘイトのように見えます。出来ればキャラヘイト注意など書いてもらえると有難いです。 (2022年4月4日 0時) (レス) id: 7996fa9caa (このIDを非表示/違反報告)
苺畑香る - 赤と緑の2人が、主人公のことをどう思っているかが、気になりました。 (2021年9月14日 21時) (レス) id: ed54654538 (このIDを非表示/違反報告)
ろめろめ - 更新ｯ…お願いしますｯ！！お願いしますｯ…！ (2020年11月1日 23時) (レス) id: 94f2ab0132 (このIDを非表示/違反報告)
凛@昆布教(プロフ) - 石に人生狂わされた…wwダイゴさんは良い人だって信じてましたよ！（アルファサファイアやり込んだから思い入れ強い）更新待ってます！頑張って下さい！！ (2020年8月3日 22時) (レス) id: 0b140bf78a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒梨 | 作成日時：2020年3月1日 19時
