第77話 ページ32
『会議…』
ダンデ｢あぁ､今回の君のことについてだ｣
『!』
ジムリーダー達の後ろからひょっこり現れたのは現ガラルチャンピオンのダンデだった
ダンデは部屋にいたレッドやワタルを見て目を丸くしたが､今は本題であるAに目を向ける
ダンデ｢ローズ委員長とも話したが､君のお父様からはジムチャレンジを続行してくれと言われてな…外傷は無いとはいえ精神的なダメージを受けたと聞いている｣
『…』
ダンデ｢そこで君自身の決断を聞きたい…ここでリタイアするか､このままジムチャレンジを進めるか｣
真剣な眼差しでこちらを見るダンデさん
以前､ジムチャレンジがはじまる前の日のこと
あの時のダンデさんから向けられた視線とはまた違った鋭い目
私の答えはとっくのとうに決まってる
『…私は､チャレンジを続けます』
ダンデ｢!｣
『…えと……続けることは可能でしょうか…?』
ハッキリと断言した後､沈黙した場に不安になったAはモゴモゴと彼の顔色を伺う
次の瞬間…
ダンデ｢ハッハッハ!それは良かった!｣
『え』
ダンデ｢君がジムチャレンジを続けてくれると言って安心したぜ!｣
突然の大笑いにAだけでなくジムリーダーやレッド達もポカンとする
それこそ､ポッポが豆鉄砲食らったみたいな
『な…なんで……』
ダンデ｢ん?強いトレーナーと戦いたいって思うのはトレーナーとして当然だろう!｣
『ぇいやあの』
ダンデ｢A…といったか?今までの君のバトルを見させてもらったが…とても気持ちの良いバトルだったぜ!｣
『は』
ダンデ｢ポケモンに出す指示は至って正確だ､なおかつ時折ポケモン自身に判断を委ねたり､ポケモンも随分と鍛えられているように見える!何よりポケモンたちの目だ…君とポケモンの絆を感じられたよ｣
キラキラとした目でマシンガントークをするチャンピオンに目を回すA
しかしうんうんと頷いているカントー元チャンプと現チャンプ
ダンデ｢それから…｣
『!?』
スっとお手本のように90度に腰をまげてこちらに頭を下げるダンデ
ダンデ｢エンジンシティでのこと､本当にすまなかった!｣
『いやあのちょ』
ダンデ｢チャンピオンともあろうものが先入観や周りの評価に流されてしまった…本当に申し訳ない｣
『や､だ大丈夫です!そんなに気にしてないので!私もわたしで誤解されるような行動してしまった訳ですし…』
それにマレディクシオン家ですから仕方ないですよ
と､笑った彼女はダンデの顔を無理やり上げさせた
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参.(プロフ) - 89話のダイゴさんが大誤算になっちゃってますよ (2022年6月10日 8時) (
レス) @page44 id: 0af78d8a85 (このIDを非表示/違反報告)
類 - 初コメ失礼します。私の中で、というかポケモンファンとして、これは剣盾ジムリーダーへのキャラヘイトのように見えます。出来ればキャラヘイト注意など書いてもらえると有難いです。 (2022年4月4日 0時) (レス) id: 7996fa9caa (このIDを非表示/違反報告)
苺畑香る - 赤と緑の2人が、主人公のことをどう思っているかが、気になりました。 (2021年9月14日 21時) (レス) id: ed54654538 (このIDを非表示/違反報告)
ろめろめ - 更新ｯ…お願いしますｯ！！お願いしますｯ…！ (2020年11月1日 23時) (レス) id: 94f2ab0132 (このIDを非表示/違反報告)
凛@昆布教(プロフ) - 石に人生狂わされた…wwダイゴさんは良い人だって信じてましたよ！（アルファサファイアやり込んだから思い入れ強い）更新待ってます！頑張って下さい！！ (2020年8月3日 22時) (レス) id: 0b140bf78a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒梨 | 作成日時：2020年3月1日 19時
