第70話 ページ25
Aの言葉を聞いたレッドとグリーンはサッと顔を青くした
彼女のポケモン達が処分される──
グリーン｢ｯわかった､病院の外に出たんだな!?いつだ､いつ出てった!?｣
『ついさっ…き…ｯ』
Aの言葉を聞くや否やグリーンはスマホを切る
グリーン｢レッド､お前はここに残ってAのそばに居てやれ!｣
レッド｢1人で平気なの?｣
グリーン｢あったりまえだ!とにかくAを落ち着かせてやってくれ｣
レッド｢…わかった｣
レッドは強く頷く
グリーンも頷き返し走り出す
ついさっきならそう遠くには行ってないはず…
グリーン｢って､何してんだよ!?｣
キバナ｢ひとりじゃ無理だろ､俺様も行く｣
グリーン｢はぁ!?別にいらn｣
キバナ｢ここはナックルシティだ…俺様の方がここには詳しい…マレディクシオンの奴らに俺様の街で好き勝手させてたまるかっての｣
グリーン｢なるほどね…｣
キバナ｢…それに｣
走りながらキバナは気まずく下を向く
キバナ｢あの時の…電話でのアイツの声を聞いて……本当にポケモンを大切にしてるんだろうって思ったんだ…俺様が考えていたような奴じゃなかったんじゃねぇかって…｣
グリーン｢…｣
キバナ｢…俺様はAに随分とひでぇ事を言った……せめてもの罪滅ぼしってワケじゃねぇが､アイツのポケモン達を助けたい｣
グリーン｢……道案内は任せたぞ｣
キバナ｢おう…!｣
───
ﾊﾞﾀﾝｯ
レッド｢A…!｣
『ｯ…れっ…ど』
床で膝を着いているAに駆け寄る
『レッド…どうしようどうしよう!!私ｯ…
レッド｢落ち着いてA…大丈夫､グリーンが助けに行ったよ｣
『グリーン…?』
レッド｢うん､グリーンが行ったから大丈夫…連れて帰ってきてくれるよ｣
『ｯ…ほんと…?』
パニックを起こしている彼女を落ち着かせるためにぎゅうっとレッドはAを抱きしめる
ポンポンと背中をさする
ピカチュウも心配するなとAに擦り寄っている
『でもｯ…お父様……グリーンの事ｯ』
レッド｢あのグリーンだよ?やられちゃうわけないじゃん｣
『ｯ…』
ｶﾞﾁｬｯ
サイトウ｢一体何事ですか!?｣
オニオン｢えっ…｣
病室にジムリーダー･サイトウとオニオンが慌てて入ってくる
そして目の前の光景にぴしりと固まる
ジムリーダー達の静止を聞かず病室に駆け込んだレッドを追いかけてきたのだ
驚いたAは顔を上げる
レッドはあ､そういえば…といった感じで振り返る
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参.(プロフ) - 89話のダイゴさんが大誤算になっちゃってますよ (2022年6月10日 8時) (
レス) @page44 id: 0af78d8a85 (このIDを非表示/違反報告)
類 - 初コメ失礼します。私の中で、というかポケモンファンとして、これは剣盾ジムリーダーへのキャラヘイトのように見えます。出来ればキャラヘイト注意など書いてもらえると有難いです。 (2022年4月4日 0時) (レス) id: 7996fa9caa (このIDを非表示/違反報告)
苺畑香る - 赤と緑の2人が、主人公のことをどう思っているかが、気になりました。 (2021年9月14日 21時) (レス) id: ed54654538 (このIDを非表示/違反報告)
ろめろめ - 更新ｯ…お願いしますｯ！！お願いしますｯ…！ (2020年11月1日 23時) (レス) id: 94f2ab0132 (このIDを非表示/違反報告)
凛@昆布教(プロフ) - 石に人生狂わされた…wwダイゴさんは良い人だって信じてましたよ！（アルファサファイアやり込んだから思い入れ強い）更新待ってます！頑張って下さい！！ (2020年8月3日 22時) (レス) id: 0b140bf78a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒梨 | 作成日時：2020年3月1日 19時
