妹。11 ページ12
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鏡花side
Aさんは、その場を離れたかと思うと
振り返り話をつづけた
『鏡花ちゃんのこと....学校で聞きましたヨ』
学校で聞くという意味がよく分からなかった
鏡花「学校では....そんなことを聞かされるの....?」
『学校の先生が教えてくれましタ、その時の話....教えて差し上げまス』
Aさんは冷酷な顔から変わり、無邪気な笑顔へ変わった
そして、楽しそうな顔をして話し始めた
☆〜〜〜〜〜〜〜〜
殺「最近、ここら辺も物騒になってきました。
というひとで、今呼ばれている指名手配犯を確認にしておきたいと思います」
それは、防衛省のほうからも注意が出されていたらしく
「この機会に」ということで、生徒全員に忠告を出したらしい。
殺せんせーは黒板に、名前と写真・ない人は詳細を書いていく
殺「実際言うと、ほとんどに写真がありません....」
★〜〜〜〜〜〜〜〜
鏡花「じゃあ....私は....」
『たぶん、"年齢は十四、和装で身長五尺足らずの少女"っていうのが
鏡花ちゃンじゃないですかねェ....』
とっくに冷めたお茶をすすりながら微笑した
『とりあえず....気を付けたほうがイイですよ
時間的に長くなったので、これで失礼しまス』
私が途中話を研ぎってしまったようで申し訳なかった
Aさんから漂う甘い香りに視線を奪われ
気づくと、スカートの裾を掴んでいた
『どうしましタ?』
鏡花「えっと......その....」
離すことなんて考えてなかった
自分のした奇怪な行動に、まず驚くしかなかった
『鏡花ちゃン?』
鏡花「鏡花でいい....」
Aさんは少々困った顔をした
敬語癖.....かもしれない
すると、私の目線に顔を合わせて、手を握ると
『じゃあ、私もAでいいですヨ』
私に、皆に言っていた"雨"という名ではなく
下の名前でいいと、いった
どうも、嬉しくてしょうがなかった
でも、お姐さんであるAさんを呼び捨てなど出来る訳もなく
いつも通り、"さん"をつけて呼ぶことにした
鏡花「A....さ」
"さん"を言おうとしたとき
先ほどと同じように人差し指で口をふさぐ
『鏡花、助けが必要な時は呼んでくださイ
....最も、雨は英雄ではないですがネ』
そう残して、去っていった
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黒猫♪♪(プロフ) - 更新再開お願いします!! (2017年8月24日 21時) (レス) id: 80ca512ce2 (このIDを非表示/違反報告)
朱梨飯。(プロフ) - 白黒魔法使いさん» ありがとうございます!励みになります<m(__)m> (2017年3月30日 22時) (レス) id: c197d46842 (このIDを非表示/違反報告)
白黒魔法使い - とっても面白いです! 更新頑張ってください! (2017年3月30日 11時) (レス) id: 67e1e9fef1 (このIDを非表示/違反報告)
朱梨飯。(プロフ) - ちょこれーと工場さん» 更新するたびに分かっていただけたら嬉しいですね…ちょくちょく更新していきますね! (2017年3月27日 1時) (レス) id: c197d46842 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと工場(プロフ) - え、待って全然分からない!……責任、取ってくださいよ(笑)更新頑張ってください (2017年3月27日 1時) (レス) id: ab8cdc86fc (このIDを非表示/違反報告)
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