検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:179,139 hit

妹。11 ページ12



鏡花side


Aさんは、その場を離れたかと思うと

振り返り話をつづけた

『鏡花ちゃんのこと....学校で聞きましたヨ』


学校で聞くという意味がよく分からなかった



鏡花「学校では....そんなことを聞かされるの....?」

『学校の先生が教えてくれましタ、その時の話....教えて差し上げまス』


Aさんは冷酷な顔から変わり、無邪気な笑顔へ変わった

そして、楽しそうな顔をして話し始めた



☆〜〜〜〜〜〜〜〜



殺「最近、ここら辺も物騒になってきました。

というひとで、今呼ばれている指名手配犯を確認にしておきたいと思います」



それは、防衛省のほうからも注意が出されていたらしく

「この機会に」ということで、生徒全員に忠告を出したらしい。


殺せんせーは黒板に、名前と写真・ない人は詳細を書いていく




殺「実際言うと、ほとんどに写真がありません....」



★〜〜〜〜〜〜〜〜



鏡花「じゃあ....私は....」


『たぶん、"年齢は十四、和装で身長五尺足らずの少女"っていうのが

鏡花ちゃンじゃないですかねェ....』


とっくに冷めたお茶をすすりながら微笑した




『とりあえず....気を付けたほうがイイですよ

時間的に長くなったので、これで失礼しまス』


私が途中話を研ぎってしまったようで申し訳なかった

Aさんから漂う甘い香りに視線を奪われ


気づくと、スカートの裾を掴んでいた

『どうしましタ?』

鏡花「えっと......その....」


離すことなんて考えてなかった

自分のした奇怪な行動に、まず驚くしかなかった


『鏡花ちゃン?』

鏡花「鏡花でいい....」


Aさんは少々困った顔をした

敬語癖.....かもしれない



すると、私の目線に顔を合わせて、手を握ると


『じゃあ、私もAでいいですヨ』


私に、皆に言っていた"雨"という名ではなく

下の名前でいいと、いった



どうも、嬉しくてしょうがなかった

でも、お姐さんであるAさんを呼び捨てなど出来る訳もなく


いつも通り、"さん"をつけて呼ぶことにした



鏡花「A....さ」




"さん"を言おうとしたとき

先ほどと同じように人差し指で口をふさぐ




『鏡花、助けが必要な時は呼んでくださイ

....最も、雨は英雄ではないですがネ』




そう残して、去っていった

妹。12→←妹。10



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (188 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
437人がお気に入り
設定タグ:文スト , 暗殺教室 ,
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

黒猫♪♪(プロフ) - 更新再開お願いします!! (2017年8月24日 21時) (レス) id: 80ca512ce2 (このIDを非表示/違反報告)
朱梨飯。(プロフ) - 白黒魔法使いさん» ありがとうございます!励みになります<m(__)m> (2017年3月30日 22時) (レス) id: c197d46842 (このIDを非表示/違反報告)
白黒魔法使い - とっても面白いです! 更新頑張ってください! (2017年3月30日 11時) (レス) id: 67e1e9fef1 (このIDを非表示/違反報告)
朱梨飯。(プロフ) - ちょこれーと工場さん» 更新するたびに分かっていただけたら嬉しいですね…ちょくちょく更新していきますね! (2017年3月27日 1時) (レス) id: c197d46842 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと工場(プロフ) - え、待って全然分からない!……責任、取ってくださいよ(笑)更新頑張ってください (2017年3月27日 1時) (レス) id: ab8cdc86fc (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:朱梨飯@燐。 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2016年11月26日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。