内番の続き ページ3
黒田side
黒田「うぅー。虫•••」
厚「幼虫だな。食われる前に取っとくか」
厚はわたしに触らせる事なく、どこか遠い所へ持っていく。
黒田「日光も見習った方が良いんじゃない？」
日光「•••黒田にいた時、甘やかしすぎたか？」
黒田「そうじゃないし。気持ち悪すぎて触りたくないだけだし」
博多「長谷部と日本号、連れてきたばい」
小夜「五月雨は？」
博多「江のれっすんが終わったら来るって」
長谷部「まったく。なんで俺が」
博多「気分転換って言っとろ」
日本号「正三味に手伝わせるとは、良い度胸じゃねぇか」
私は知ってる。
黒田の中で、年下が私しかいなかった日本号は、私のお願いに弱いという事に。
黒田「嫌やった？」
上目遣いで聞けばこちらのものだ。
日本号「別にそこまで言ってねぇよ」
長谷部「•••恐ろしいな」
小夜「計画犯だね」
博多「それを実行に移すんが早いのが黒田しゃんよ」
黒田「ふふふ。何のことだか」
五月雨「遅くなりました」
主「ただいまー」
五月雨と主がやって来る。
黒田「おかえり」
博多「どうしたとね。こっちに来るなんて、珍しか」
主「ははは。みんなに、課題終わらせるの、手伝ってもらいたくってさ」
小夜「何の？」
主「昔の福岡のこと調べなさいってやつ。これは黒田組以外適任はいないと思ってさー」
黒田「昔ったって、城下町くらいしか知らんよ？よーお城の天守閣辺りから見えとったけんね」
主「いーよいーよ。そこら辺で」
日光「中々に昔の事を調べろと言われているようだな」
主「地学の先生が面倒くさすぎるんよ•••」
厚「主がいつもブーブー文句言ってる奴か」
主「ホント、あいつ好かん」
黒田「そんな嫌な人なん？」
主「よー理不尽な事で怒るっちゃんね。消しゴム落として拾ったくらいで怒るし」
厚「それは理不尽がすぎるんじゃね？」
主「だよね！だよね！」
長谷部「手打ちにしてくれる」
すくっと立ち上がる長谷部。
博多「したところで、主に迷惑かかるのわかっとろーもん。これは、来年のクラス替えまで待つ事やね」
主「長谷部。手打ちにしちゃって。そんな待てない」
日光「止めろ。コイツは本気になるととてつもなく面倒くさい」
黒田「話は聞いちゃーけん、それは絶対やめた方がいい」
五月雨「それより、頭の課題を何とかする方が先でしょう。終わっていなかったら、面倒くさい事になるのでは？」
主「五月雨のそういう冷静なとこ、良いと思う」
五月雨「お褒めにあずかり光栄です」
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兼さんの耳飾り(プロフ) - まやさん» ありがとうございます！大変申し上げにくいのですが、フォローを私の手違いで消してしまいまして、もしよろしければ、もう一度、フォローをお願いします。 (2月14日 16時) (
レス) id: be8d9d1ec9 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - 主様！Twitterフォローしました！(*^^*)作品楽しく読ませていただいています、頑張ってください＼(*⌒0⌒)♪ (2月13日 11時) (レス) id: 95a12d0162 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：兼さんの耳飾り | 作者ホームページ：http://yuzunoki
作成日時：2024年2月3日 16時
