第30話 ページ33
───
グリーン｢久々にカントーに戻って来たらまたシロガネ山行ったのかよアイツ…｣
アローラから久々に故郷へと戻って来たレッドとグリーン
グリーンは自身のジムがあるトキワシティに､対するレッドは懐かしのシロガネ山へ
カントーに戻ってすぐレッドは姿を消したため､グリーンは頭を抱えた
─
とりあえずお袋さんのとこに行けよ
え?またシロガネ山行く??
いやだからまず顔見せにだな…
は?お袋さんにはリザードンにお土産運んでもらった??
そうじゃなくてだな顔を見せろって言ってんの
─
などと説得をしようとしたがまぁいつもの様に惨敗した
気づけばどこにもおらず､一昨日"ピカチュウの雪だるま作った"というコメントと共にピカチュウの雪だるま100個ほどの写真がグリーンのスマホロトムに届いた
お前マジで何してんの??
それ以外の言葉が出てこないほどに呆れていた
まぁレッドだから仕方ないかというもはや半ば諦めのような思いもあった
そして今日に至る
今日も今日でまたシロガネ山に篭ってるんだろうと思っていたら､ジムの事務室(ダジャレではない)でレッドが茶を飲んでいたのでコケた
グリーン｢お前何してんだよ!?｣
レッド｢綺麗にコケたね｣
グリーン｢お前のせいだわ!!…で､突然どうしたんだよ?等身大カビゴンの雪だるま作んのは諦めたのか?｣
レッド｢いや､それもう完成した｣
グリーン｢…｣
レッド｢ほら｣
グリーン｢うわすっげぇクオリティ……じゃなくて､マジで突然ジム来てなんだよ?なんか用事あんのか?｣
レッド｢だって､もうすぐでしょ?｣
グリーン｢ん?……あぁ､そう言えばもうそんな時期か｣
レッド｢流石にシロガネ山では迎えられないよ｣
グリーン｢確か前に1度来たんだっけか?｣
レッド｢うん､流石にビックリした…風邪引いちゃったみたいだしね｣
グリーン｢あれ以来だよな､こうやってジムの方に来て会うようになったの｣
レッド｢うん｣
グリーン｢アイツ元気にしてんのかな｣
レッド｢多分元気だと思う｣
レッドはピカチュウのほっぺをプニプニしながら懐かしそうに笑う
グリーンももう1人の幼馴染みに会えるのを心待ちにしていた
｢グリーンさん､お客さんですよー｣
グリーン｢おう､今行く…ジムから人は除けたか?｣
｢はい､誰もいませんよ｣
グリーン｢サンキュ｣
｢毎年毎年､あの人誰なんですか?｣
グリーン｢んー､内緒…行こうぜレッド｣
レッド｢うん｣
レッドとグリーンは足早に､誰もいないジムへと向かった
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ユキ - 等身大カビゴン雪だるまってw雪だるまの下り面白い (2022年10月26日 20時) (
レス) @page35 id: 785e1889ff (このIDを非表示/違反報告)
みずの - このシリーズに今まで出会えなかった事が悔やまれるほどに面白くて素晴らしい作品ですぅ....(泣)))ありがとうございますぅうう""" (2021年6月21日 14時) (レス) id: f49d756fab (このIDを非表示/違反報告)
浅葱(プロフ) - パルキアの心の声？みたいなのがすごい好きで一人で笑ってます！ (2020年10月25日 19時) (レス) id: 2cbd1529ad (このIDを非表示/違反報告)
さたぽ - 人物紹介？なのかな？それがめっちゃ面白いんですがwwwww最高ですねwwww (2020年6月7日 13時) (レス) id: ac2614cbe5 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - もしやTRPGやってます…？SAN値チェック出てくるたびに笑いを堪えてます…！ (2020年2月29日 19時) (レス) id: cf2a49dd6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒梨 | 作成日時：2020年2月10日 19時
