第26話 ページ29
それから､私は屋敷を抜け出しては森に行きワタルさんやカイリューと会って色々おしゃべりした
ワタルさんはフスベシティというところの出身で､長い歴史をもつフスベのドラゴン使いの一族の1人で長老という人から唯一ドラゴン使いとして認められているらしい
そのマントもどうやらドラゴン使いの伝統的なものらしい
そして､セキエイ高原の四天王をしていると話した
セキエイ高原というのはポケモントレーナーの頂点でありポケモンの最高機関､ポケモンリーグというものの本部らしい
四天王というのはポケモンリーグから正式に認められた実力のあるトレーナーの事だという
ガラルに四天王は…いなかったな…
『それじゃあ…ワタルさんはすごいひとなんですね』
だってつまり…めちゃくちゃ強いってことでしょ?
ワタル｢ふふ…自慢のドラゴン軍団がいるからね､俺はポケモンの中ではドラゴンタイプが最強だと思っているよ｣
｢リュー!｣
ワタルさんの言葉に勿論と言うかのようにカイリューが自慢げに鳴く
ワタル｢Aの地方では､確か四天王…といったシステムは無かったよね｣
『はい…チャンピオンがトップで…ほかにジムリーダーたちがいる…といったかんじです…』
ワタル｢年に1度､ジムチャレンジがあるんだろ?｣
『はい､そこでさいごまでかちつづけると…チャンピオンとたたかうことができるんです』
ワタル｢うん､毎年こっちでもその様子は放映されてるからね…それには､参加するのか?｣
『…たぶん…そうなるとおもいます』
私ポケモンバトルとか出来る気がしないんですけどね､と笑うとワタルさんは真剣な表情で口を開いた
ワタル｢いや…Aならきっと出来るさ｣
『え?』
ワタル｢キミからは何か…不思議な力を感じるよ｣
『…』
ワタル｢ポケモンとの意思疎通もとても上手だと思う…ポケモンを思いやるその心…それは力になる｣
そう…なのかな
毎日毎日の勉強で､私にはこんなこと向いてないって…おもったけど…
ワタル｢いつかAがポケモントレーナーになったら…キミとバトルをしてみたいものだ｣
『…がんばります､わたし…ね､メッソン､フカマル!』
｢メッソン!｣
｢フカッ!｣
──
A:今現在はバトルとかそういったものに自分は絶対向いていないと考えている(後のレジェンドに並ぶ最強トレーナーになる事をまだ知らない…)
ワタル:四天王の勘でAにはバトルの才能があることに気づく
今現在は15､14歳くらい?
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ユキ - 等身大カビゴン雪だるまってw雪だるまの下り面白い (2022年10月26日 20時) (
レス) @page35 id: 785e1889ff (このIDを非表示/違反報告)
みずの - このシリーズに今まで出会えなかった事が悔やまれるほどに面白くて素晴らしい作品ですぅ....(泣)))ありがとうございますぅうう""" (2021年6月21日 14時) (レス) id: f49d756fab (このIDを非表示/違反報告)
浅葱(プロフ) - パルキアの心の声？みたいなのがすごい好きで一人で笑ってます！ (2020年10月25日 19時) (レス) id: 2cbd1529ad (このIDを非表示/違反報告)
さたぽ - 人物紹介？なのかな？それがめっちゃ面白いんですがwwwww最高ですねwwww (2020年6月7日 13時) (レス) id: ac2614cbe5 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - もしやTRPGやってます…？SAN値チェック出てくるたびに笑いを堪えてます…！ (2020年2月29日 19時) (レス) id: cf2a49dd6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒梨 | 作成日時：2020年2月10日 19時
