第15話 ページ18
轢かれているのに慣れてるって一体どういうことなんだと若干引きつつも、既に怒りが収まっていることにほっと胸を撫で下ろすA
｢あ、後そこにいる奴は悪い奴だから近付かない方がいい｣
｢？｣
アイアンマンがそっとロキの隣にいたAを移動させる
何もしてないだろうなと警戒の意味を込めてキャプテンはロキを睨む
｢酷いな、彼女とただお喋りをしていただけだと言うのに｣
キャプテンの睨みなど痛くも痒くもないと言った様子でロキは肩を竦めわざとらしく溜息を着く
｢ドイツであれ程騒ぎを起こしている奴を信用出来るわけないだろう｣
｢おい、あまり俺の弟を悪く言うな｣
ソーがキャプテンに突っかかり2人がやいのやいの話しているところを少し離れたところで傍観するアイアンマンとA
｢ロキさんって悪い人なんですか？｣
｢あぁ、さっきドイツで市民達を襲撃して跪かせていた｣
｢うわぁ……｣
一体何をやらかそうとしたんだとロキを見れば驚いたことに彼もこちらを見ていて目が合った
彼は目が合うとフッと笑い、じっとこちらを見ていた
｢？なんかすごく見られてますね｣
｢見るな見るな、奴と関わらないようにしろ｣
｢でももうさっき沢山色々話しちゃいましたけど｣
ロキの視線を塞ぐようにAの前に立つアイアンマンにそこまでしなくてもと若干困惑気味である
そもそもAはロキが先程ドイツでとある紳士の網膜をくり抜いたことも車を杖で爆破したことも、S.H.I.E.L.D.の基地を襲撃したことも知らない為彼の脅威を知らず、Aから見たロキはただのイケメンなコスプレイヤー擬きでしかない
そうこうしている内に上空からジェット音が聞こえ、暗かった森に鮮烈な光が差し込む
｢ひ…飛行機？｣
飛行機にしては小型だし、何より造形がSF映画で出来そうな小型宇宙船ぽさもある
明らかに彼女がいた世界にも、時代にも見たことが無いジェット機だった
｢今からこれに乗って基地へ戻る、そこへ君も行くんだ｣
｢これに乗るんですか…？｣
｢あぁそうだ｣
箒さえあれば箒に乗ってそちらに着いていくんで、と丁重にジェット機に乗ることを拒否したかったが有無を言わさずさっさと連れていかれたのでAはそっと覚悟を決めたのだった
そんな訳で、第6話の冒頭へ至るわけである
(占ツクの仕様変わりました？？)
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ななし(プロフ) - まじで続きが楽しみすぎる 洗濯機くっそ笑った 文字通り腹筋崩壊した( 'ω')ﾌｧｧｧｧｧｧｧｧｱ!!!!!wwww (2023年4月20日 20時) (
レス) @page43 id: fe2edfb663 (このIDを非表示/違反報告)
レン - さすがスリザリン、手段をとわない (2022年6月11日 9時) (レス) id: 8616f4c221 (このIDを非表示/違反報告)
華衣(プロフ) - さすがスリザリン (2022年5月26日 22時) (レス) @page25 id: 648bde2b57 (このIDを非表示/違反報告)
リゼ - ポケモンを最新してください！お願いします！ (2022年2月10日 8時) (レス) id: 590b5b1374 (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin 本家壊れた - 本当に面白い作品です！1日1回は確認して来てしまいます(( 陰ながらも応援させていただきます！ (2022年1月23日 1時) (レス) id: e2abc69916 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒梨 | 作成日時：2021年9月18日 21時
