マフィア達の女子会 其の１ ページ20
エリス「あ、やっと来たわね。
早くこっちに来なさいよA！」
長テーブルの上に並ぶ、お菓子の数々。
紅茶の香りが漂う中を、エリス嬢が此方へ駆けて来た。
「エリス様…やはり私は仕事を…」
エリス「なに云ってるの！！今日は女子会なの！！！
…あら、前に私が買ってきた髪飾り、よく似合っているじゃない。ね、こーよー？」
尾崎「おお、確かにAの雰囲気によく合っているのう。
流石エリス様じゃ。」
樋口「素敵ですAさん！！」
エリス「折角買ってきてあげたのに、全くつけないんだから。
これからはずっとつけていなさい。」
「私の様な者が装飾品などつけられません。」
樋口「そんなかたい事云わずに！
きっと首領も似合っていると仰いますよ！」
尾崎「…そうじゃ！
いっその事服もそれに合わせてメイド服にしてみてはどうじゃ？」
「めっ…！？」
エリス「良いわね。そんな堅苦しいスーツなんて脱いじゃいなさいよ。
メイド服の方がリンタロウも喜ぶと思うわ。」
よからぬ方向に話が進んでゆく。
私は必死になって話題を逸らした。
「そう云えば！銀様は何方に？まだいらしていないのですか？」
樋口「あー…。
急に仕事が入ったと云ってました。本人も凄く残念がって…」
エリス「次の会には来られるといいわねぇ。
そろそろ、始めましょうか？」
尾崎「そうじゃのう。
折角の紅茶が冷めてしまう。」
エリス「さあ、Aも席につきなさい。
女子会、始めるわよ！！」
エリス様の溌剌とした一声で、女子会がスタートした。
＿＿
続きます。
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (4月25日 1時) (
レス) id: 388da595fc (このIDを非表示/違反報告)
巫子(プロフ) - とても面白いお話ですね！『やめないか。』が『やらないか。』に見えました！←どうでもいい (2018年1月3日 20時) (レス) id: 343e14107c (このIDを非表示/違反報告)
アメヲト - おおおっ！戻って下さり本当にうれしいです♪ (2017年2月14日 21時) (レス) id: dfeb66c68a (このIDを非表示/違反報告)
唯 - お久しぶりです！！ (2017年2月14日 17時) (レス) id: 80ca6023d8 (このIDを非表示/違反報告)
カヤ猫 - 面白かったです！今後森さんとどうなるかが気になります。更新頑張ってください。 (2017年2月12日 19時) (レス) id: 30c508f23e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚澤 | 作成日時：2017年1月12日 23時
