幸せ。 (ページ10)

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次の日の学校。

宏光は隣の席で...気まずすぎる。

『裕太さぁ...昨日なにあったの？』

さすがに太輔には話しかけれないから裕太に話しかけるしかない。

裕「なんか母さんが今日お食事会があるからとかで買い物付き合わされてた」

『え、それ裕太なんの役に立つの』

裕「うわなにその言い方...俺が全然おしゃれじゃないみたいな」

『事実でしょうが』

よかった...裕太となら会話が弾む。

ちらっと宏光の方を見ると、スマホをいじってた。

裕「あ、今日Aの家行くから」

『は......？』

昨日宏光がきて今日裕太って......

なんなの...

裕「お願い！ねっ？」

『う……』

この笑顔にいっつも負けちゃうんだよなぁ...

『分かった、分かりましたよ...』

その時、

太「A～？」

太輔に話しかけられた。

平常心でいられる訳ない...

『なっなに...』

太「なんで今までは話しかけてくれたのに最近は話しかけてくれないの」

うわ...何それ...

可愛すぎでしょうが...

『べっ別に話しかけてると思うけど？てゆーか梨花に構ってもらいなよ...』

可愛くない事だけしか言えない自分が嫌になる。

太「梨花隣のクラスだから簡単に話しかけれない」

まぁそうでしょうけど、、

カレカノなら休み時間くらい話しててもおかしくないよ...

太「昨日北山と帰ってたけどなん「別になんもないけど」

宏光が太輔の言葉を遮って話す。

やっぱり昨日から宏光がおかしい。

その時チャイムがなったから皆とちゃんと話せなかった。