20 ページ20
『あ、、ごめん…』
驚いたような顔で私を見る2人に謝って、
『帰る、ね、』
帰ろうとした。
けど動かし始めた足は裕太の言葉で止められた。
裕「幸せっていうのは…自分が後で後悔しない、自分が幸せだって思える事」
...どうせ裕太達は私を好きなだけ。太輔にとられたくないだけでしょ?
私に後悔しないでほしいとか、幸せになってほしいとか思ってない。
『...私は大丈夫。太輔にとられたりしないから』
裕・宏「は?」
『自惚れてるな...(笑)けど裕太達は私の事とられたくないだ「違う」
宏光が私の言葉を遮って話し始める。
宏「..この前、、俺らAの部屋行った時。あれさ、Aがどっちかを好きになってくれたらAが幸せになってくれると思ってあーゆー事した」
こーゆーのを優しさって言うんだよ。
私の為にあんな事......
『...じゃあ私の事は、』
裕「好きなのは変わりない」
『じゃあ同じ時間に帰ったのは、?』
宏「同じ時間に帰って公平に戦ってた」
ごめんね、裕太。宏光。
そんな事してくれても私の気持ちは変わらないんだよ。
幼稚園の頃から、ずーっと好きだった人の事、そんな簡単に諦められない。
今は太輔のそばにいたい。
たとえ、梨花の“代わり”だとしても。
148人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:本条優柚 | 作成日時:2017年3月18日 4時