47話 ページ47
そうか、サラシを巻いていたとはいえやっぱり弾力はあるのか…
「今日はその事を確かめたかったんだ。正直に話してくれてありがとう。僕もできれば協力しよう」
『え？いいんですか？』
「この間のお礼、という事でどうかな？」
確かに、トッポとデュースも協力してくれているとはいえ正直めちゃくちゃ不安である
『それじゃあ、お言葉に甘えて』
「…ところで、君はユウと2人であの寮に住んでいるのかい？」
え？何でそんな事気にするんだ？
『え？まあ、そうですけど…』
「つまり、君は年頃の男と2人っきりで寝泊まりをしているということかい！？」
……あそうか！この人ユウが女の子って知らないのか！
そりゃそうだよね！ユウはリドル先輩に近づいてないもんね！
『ち、違います先輩！ユウも女の子なんです！』
「…え？あの子も女の子なのかい？」
『は、はい…』
しまった、つい勢いでバラしてしまった
「そ、そうだったのか…それはよかった」
『す、すみません！できればこの事も内密に…』
「ああ、誰にも話さないよ」
よ、良かったぁ…バレたのがこの人で
よく考えてみればこの人絶対口硬いもんな
「さて、もうこんな時間になってしまったね」
『あ、じゃあここで失礼します』
「ああ、また明日」
『はい、さようなら』
バタン！と扉が閉まり、僕はオンボロ寮へ帰った
『…たっだいまぁ〜！！』
「えっ？帰ってきたの！？大丈夫だった！？」
『おん大丈夫大丈夫！どこも怪我してないよ！』
という事でリドル先輩と話した事をユウとグリムにも話した
「そっかぁ、バレたのは性別だけだったんだね」
「まったく、ヒヤヒヤさせるんじゃないんだゾ！」
『いや本当に良かった…』
メタルスライムだってバレたらどうしようかと思った
「…そういえば、賭けはどうするの？」
「あっ！そうなんだゾ！結局どっちともハズレだったんだぞ！」
『じゃあ合計1800マドルは僕が貰いまーす！』
「あっ！ずるいんだゾ！」
ふっふっふ、1800マドルもあれば結構色んなもの買えるぞ！
この時、トッポとデュースはリドル先輩から直接今回の事を聞かされていた
その後、僕のスマホにトッポが煽りに煽りまくったメッセージとデュースが心配しているメッセージが来てた事に僕は気づかなかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 277人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カド松(プロフ) - 4話でチルノを思い出した（そんなことよりおうどん食べたい） (2021年1月23日 7時) (
レス) id: 8d052b9284 (このIDを非表示/違反報告)
アギロホイッスル - スペクタクルショーで散々メタスラ達を呼び出した旅芸人は私です。すみませんでした。 (2020年10月12日 13時) (レス) id: 0eb0a2954a (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - お星様が赤くなりました！ありがとうございます！ (2020年8月14日 12時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - 遅くなりましたが、過去最高6位ありがとうございます！ (2020年8月9日 20時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - 名無しくんさん» すみません、moleって色んな意味があるらしいですね…この小説では「ほくろ」という意味で使っています (2020年8月8日 23時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆゆゆ | 作成日時：2020年7月24日 12時
