4話 ページ4
次に攻撃魔法を覚えた。一応メラ系の魔法は使えるが、それもメタスラの特徴である。
炎系の魔法しか使えない=メタルスライムだ！とはならないだろうがやるに越したことはない
結果、ある程度の魔法は使えるようになった。水系とか雷系とか
こうして僕は人間として生きるために色々頑張った。そうこうしてるうちに1年がたったのである。
するとある日の事だ。何と黒い馬車が私の家に来たのである。
知ってる、知ってるぞ！アレだろ、ナイトレイブンカレッジの黒馬車だろ？！流石に人間としてもう1年も過ごしてるからね、知ってますよ
ただ、そのナイトレイブンカレッジは男子校なのである。僕は女、つまり入学はできない
だから言葉が通じるか分からないけどお馬さんに一応話してみる
『あのな、お馬さん。僕ってば女の子なんですよ。だからこの馬車には乗れない。分かった？』
馬がしゅんとした。可愛い。馬が背を向けた。良かった、帰ってくれるのか
と思ったその瞬間
『…は？』
身体が馬車に吸い込まれていくのだ、しかもどう抗っても強すぎて逃げられない！
『僕は女の子だって言ったでしょう！？ちょっと止まりなさいよぉわぁああぁぁあ！！』
為す術もなく僕はナイトレイブンカレッジに連れていかれてしまったのである。
〈ナイトレイブンカレッジ〉
…どうして僕は式典服を着て入学式に出ているんだろう
何で？女の子だって言ったよね？
…あ、あの闇の鏡さんに寮分けを言い渡されるのか
何やらあの鏡は人間の性格や本質を見抜くらしい
…え？じゃあ僕ダメじゃね？「お前メタルスライムじゃん」って言われたら一貫の終わりよ？
よし、あの鏡が何か秘密を言おうとしたら割ろう
あ、次僕だ
「汝の名を告げよ」
『Aです』
「汝の魂の形は…」
頼む、頼むからメタルスライムじゃんなんて言わないでくれ！！
「ハーツ…いやサバナクローか？いや、オクタ…うーん、スカラビア？ポムフィオーレもいけるな…いやでもディアソムニアも…いやいやイグニハイドだって…」
ちょっと待ってくれ、正体バレ以前の問題だった
「うーん、汝はどの寮にも適正がありすぎる。よって自分で決めるが良い」
『え？』
途端に辺りがザワザワする
「こんな事ってあるの？」
「あいつすげぇな！」
「そんな事よりおうどん食べたい」
おい1人関係ない事言ってたぞ！
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カド松(プロフ) - 4話でチルノを思い出した（そんなことよりおうどん食べたい） (2021年1月23日 7時) (
レス) id: 8d052b9284 (このIDを非表示/違反報告)
アギロホイッスル - スペクタクルショーで散々メタスラ達を呼び出した旅芸人は私です。すみませんでした。 (2020年10月12日 13時) (レス) id: 0eb0a2954a (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - お星様が赤くなりました！ありがとうございます！ (2020年8月14日 12時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - 遅くなりましたが、過去最高6位ありがとうございます！ (2020年8月9日 20時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - 名無しくんさん» すみません、moleって色んな意味があるらしいですね…この小説では「ほくろ」という意味で使っています (2020年8月8日 23時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆゆ | 作成日時：2020年7月24日 12時
