26話 ページ26
「まったく、学園長も甘い。規律違反を許してはいずれ全体が緩んで崩れる。ルールを逆らったやつはみんな一思いに首をはねてしまえばいいのに」
さっきから言ってることが高校生じゃないんだよなぁ…もしかしてその赤髪って相手の血で染まってたりします？
「…あのー、ところで寮長、この首輪って…外して貰えたりしませんかね？」
お前この状況でよくそんな事言えるな
「反省しているようなら外してあげようかと思っていたけど、先程の発言からして君に反省の色があるようには見えないな」
正解。あろうことかコイツ昨日転寮する！とか言い出したからな
「しばらくそれを付けて過ごすといい。心配しなくても、1年生の序盤は魔法の実践より基礎を学ぶ座学が中心だ。魔法が使えなければ昨日のような騒ぎを起こさなくてちょうど良いだろう？」
『確かに。トッポはトラブルメイカーなんだからずっとそのままでいてよ』
「え？お前オレの味方じゃなかったっけ？」
「…ん？君は…」
え？何でこっち見るの？僕また何かやっちゃいました？(主人公最強系のお決まりのセリフ)
「…君はとても優秀な生徒のようだね。よかったら今度のなんでもない日のパーティへ来てくれないか？美味しい紅茶を用意して待っているとも」
と言い、僕の頭を撫でて去っていった
…え？撫でた？何で！？え、知らない間にリドル先輩ルート入ってた？ここ乙女ゲームだっけ？
「…何であの人Aにはこんなに優しいわけ！？しかもちゃっかりパーティの招待までされて！」
「あのリドルくんが他の人をなんでもない日のパーティに招待するなんて…Aちゃん、何したの？」
僕は今、必死になって今までの行動全部を振り返っている
『…でも、僕、リドル先輩の前で何かやった事といえば入学式でグリムを捕まえたくらいなんですけど…』
「じゃあ、それより前に会っているとか…」
『いや、会ってないような…だって入学式の前って僕、ハリネズミと遊んでただけだし』
「…ハリネズミ！？」
「絶対それだよ！その時の話、詳しく聞かせて！」
え？そんな話聞いてないって？だって言ってないもの
というわけで次はハリネズミと遊んでた話です
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カド松(プロフ) - 4話でチルノを思い出した（そんなことよりおうどん食べたい） (2021年1月23日 7時) (
レス) id: 8d052b9284 (このIDを非表示/違反報告)
アギロホイッスル - スペクタクルショーで散々メタスラ達を呼び出した旅芸人は私です。すみませんでした。 (2020年10月12日 13時) (レス) id: 0eb0a2954a (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - お星様が赤くなりました！ありがとうございます！ (2020年8月14日 12時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - 遅くなりましたが、過去最高6位ありがとうございます！ (2020年8月9日 20時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - 名無しくんさん» すみません、moleって色んな意味があるらしいですね…この小説では「ほくろ」という意味で使っています (2020年8月8日 23時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆゆ | 作成日時：2020年7月24日 12時
