少女のクラス ページ10
解散はしたけれど…
シルバー「…？」
先輩なんだよね？ここにいたらダメだよね？
A「シルバー先輩、先輩の教室は一年生の教室と離れてるので行った方が…」
シルバー「俺のことは平気だ。貴女が気にする必要はない。」
A「でも…先輩にご迷惑をおかけするわけには…」
セベク「若様からの命令だ！僕たちはそれに従う！」
話が通じない…
A「セベクさんだけで大丈夫です。これから鐘も鳴ります。だからシルバー先輩は教室に行ってください！」
なんか、言葉の選び方が悪かったな…
でも先輩を護衛にさせるとか…ちょっとなぁ。
シルバー「…分かった。セベク、頼んだぞ。」
セベク「僕に指図するな、シルバー！！…ところで人間、クラスはどこだ！」
声でかいな…
A「1ーCだよ。セベクさんは？」
セベク「僕は1ーDだ！隣のクラスだ！！！人間！」
さっきから人間って呼ばれてるけど…どういうこと？
いろんな人、種族がいるのかな？
まぁいっか。
セベク「僕は放課後迎えに行く！！！それまで待て！！！！」
A「え？ちょっとセベクさん？待って！」
…話を聞かない。
教室に入ると、私に視線が集まった。
生徒「おい、あれって女子じゃね？」
生徒「そんなわけあるかよ、ここは男子校だぜ？」
生徒「いやいや、明らかに…」
こそこそと…
とにかく席に座ろう
私は1番端っこの席に座った。
ここの世界で友達は出来そうにないな…まぁいいや
そして授業が始まる
クルーウェル「よく聞け仔犬たち。俺の授業では植物から菌糸類まで全て覚えてもらう。」
まだ簡単な方だと思うよ？化学反応式とかよりよっぽど良心的だよ！
バルガス「俺の授業では体力育成を主にやる。卵を飲み続け、俺はこの筋肉をゲットした！お前らも俺を見習え!」
えー…と？？？？？？
トレイン「私の授業では居眠りは許さない。」
ルチウス「オ”ァア”ア”ア”ア”〜〜」
え…猫持ってくるの？猫アレルギーの人大丈夫なのかな？
授業が終わり、放課後になると…
セベク「おい、人間！！！迎えに来たぞ！！！」
教室に響く…みんなビックリしてるじゃん…
セベク「行くぞ！」
A「ちょっと、どこ行くの？」
セベク「寮に戻る！」
そう言ってる間にもう歩き出していた。
A「セベクさん。なぜ私のことを「人間」と呼ぶのですか？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 160人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：レインボーローズ | 作成日時：2021年9月11日 12時
