検索窓
今日:2 hit、昨日:16 hit、合計:49,192 hit

少女の先輩の噂 ページ5

この人…私に男の人ばかりのところに入れと?


女子校に通ってた人に…?

それを表情に出してはいけない…


A「えっ……わ、分かりましたぁ…」


そのあと学園長は魔法の使えないユウさんの元へ行ってしまった。


…無責任な。こんな方が学園を仕切っているのですか…


学園長「各寮長は新入生をつれて寮へ戻ってください。……ん?そういえば、ディアソムニア寮、寮長のドラコニアくんの姿が見えないようですが…」


寮長?〇〇寮をとり仕切る人、という認識で良いのよね?


そんな方が来ないなんて……体調不良かしら。

?「アイツがいないのはいつものことだろ?」


?「あれ?もしかして誰も式のこと伝えてないのか?」


?「そんなに言うならアンタが伝えてやればよかったじゃない。」


?「うーん。でもオレ、アイツのことあんま知らないんだよなー。」



いつものこと…?知らないから伝えない…?


もしかして寮長、ハブられて…?


お気の毒に。


生徒「ドラコニアって……まさか、“あの”マレウス・ドラコニア?」


生徒「この学校に通ってるってマジだったのかよ。」


生徒「怖えぇ……」


寮長の名前はマレウス先輩なのね。


ハブられている理由って、恐れられているから?


悪いことでもしたの?


?「ーーおお、やはり。もしやと思って来てみたがマレウスは来ておらなんだか。“また”式典の知らせが届いてなかったとみえる。」


この人は?

?「申しわけありません。決して仲間外れにしたわけじゃないんですよ。」


?「どうも彼には声をかけづらいオーラがあるんだよね。」



悪いことは、してない?ということかな?

畏怖の対象…ってところ?



?「まあよい。ディアソムニア寮の者はわしに付いてくるがいい。……あやつ、拗ねてなければ良いが…」


ディアソムニア寮こっちなの?早く付いてかないと!


この人、先輩なんだよね?


フードをかぶっているとあんまり顔が見えない。


私は最後尾でみんなの後ろ姿を見ると、背が高い人がとても多かった。


女子校では私、結構大きい方だったのに…


男性と女性を比べても仕方ない、よね。



そうして先輩に付いていくと。


鏡を通った。


…?鏡を?通れるものなの?


ここはファンタジーの世界。夢の中だよ。


それに,寮ってことは家帰れないし。門限過ぎてるし。やっぱりこれ、誘拐?



そうして鏡を通った。






鏡を通った先は…

少女の寮→←少女の魂の色



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (73 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
160人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:レインボーローズ | 作成日時:2021年9月11日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。