100話 ページ50
〈珊瑚の海〉
「がばばばば!いきなり水の中なんだゾ!溺れ死ぬ!」
「落ち着いてグリム。ちゃんと呼吸できるから」
「何で魔法と縁のないユウが1番落ち着いてんだよ…」
海の中って初めて来たけどこんな感じなのか…じっくり見てみたいけど今はそれどころじゃない
「ゆっくり景色を楽しんでる暇はねぇぞ。早い所目的地へ向かおう」
「ふんがッ!水の中って全然前に進めねぇんだゾ!」
確かに。僕の自慢の足の速さも水中じゃ全然発揮されない…水中戦にならなきゃいいけど(フラグ)
「…!ねぇ、アレじゃない?博物館!」
『おっホントだ……わお、人魚いっぱいいるじゃん』
警備員?みたいな人魚が博物館の入口に立っていた
……あー、何となく嫌な予感がしてきた。何となくだけど
いやまさかそんなね?そんな事あるわけ…
「あ〜〜〜♡きたきた、小エビちゃんたち」
「ごきげんよう、みなさん。いかがです?海底の世界は」
フ ラ グ の 回 収 が 早 す ぎ る
「この声は…そっくり兄弟!」
「正解で〜す」
なんと人魚の姿のリーチ先輩が現れたのだ…いやそんな事言わなくても分かるか。だってみんなもうプレイ済だもんね
「あ、あんたら何だその姿は!?」
「何っていつもの姿だけど?だって俺たち、人魚だもん」
『ワアーボクニンギョハジメテミター』
「A気を確かに持って!」
いやこんな秒でフラグ回収することある?
「地上にいるときは魔法薬で姿を変えてるんです。この尾ビレでは陸を歩けませんからね」
「ウミヘビか何かか!?」
「残念、ウツボでぇす♡」
フロイド先輩ってちょくちょくCV岡〇信彦をフル活用させてくるよね(現実逃避)
「とりあえず逃げるよ!ほらAも現実を受け止めて!」
『……はっ!?そうだ、皆一旦退却しよう!水中じゃ分が悪い、敵の本来の姿を見れただけでも良しとしよう!』
「クソっ!やっぱり一筋縄じゃいかねぇか!」
「あはは〜待て待て〜」
うわあ、双子の一見ヤバい方が追いかけてきた!
『…何で僕ばっかり狙ってくるんですか!?』
「だって〜バショウカジキちゃんの方が追いかけがいがあるし」
『こっち来ないでください!このっ…』
あまりにもしつこくフロイド先輩が追いかけてくるので氷の魔法を打ったのだが
『…え?』
確実に狙いを決めたはずの魔法は明後日の方向へ向かった
383人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
フロイドくんが来ない - いつも楽しく読ませてもらってます。これからも頑張ってください! そして、私はフロイドくんが推しです。 (2020年9月22日 9時) (レス) id: 87ec836646 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - ちなみに私はリドル推しです (2020年9月16日 16時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - rui@1945さん» 気づいてもらう前提で書いてるので大丈夫ですよ! (2020年9月7日 19時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)
rui@1945(プロフ) - ゆゆゆさん» え?!言わない方が良かったかな?ごめんなさい! (2020年9月7日 18時) (レス) id: ba121b83fa (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - rui@1945さん» ぶっちゃけてしまうと合ってます(笑) (2020年9月7日 17時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆゆゆ | 作成日時:2020年8月8日 12時