70話 ページ20
さて、皆は頑張ってレオナ先輩を攻撃してくれている
そろそろお互い体力が尽きる頃だ
僕も頑張ってレオナ先輩を攻撃する振りをした
いや振りじゃなくてマジで攻撃してたけどそれはこの腰に下げてるシャンプーを水で溶かした霧吹きに目を行かせないため
そう僕は何をしようとしているかというと…
『…そろそろか』
「…!?Aちゃん!そんなに近づいたら危ないよ!!」
「ハッ…至近距離で俺に魔法を当てようってか?ナメられたもんだぜ!」
半分正解である
『至近距離で当てることはあってますよ!!そらっ!!!』
「…っ!!!」
そう、僕はユウがサバナクローの寮生達にしたようにレオナ先輩の目に水で溶かしたシャンプーの液体を直撃させたのである
…え?もっとかっこいいやり方があっただろって?
仕方ねえだろ、これしか方法が思いつかなかったんだ
「ぐあっ……くそっ!前が見えねぇ……!」
ごめんなレオナ先輩、こんなギャグみたいな感じで攻略しちゃって
仕方ないな、ここは恋愛要素もシリアス要素も無い純度100%のギャグ系の小説だ。まともな方法で倒そうとなんてミリも考えてねえよ
『すみませんレオナ先輩!眠ってて下さい!』
「…!クソッ…俺が…王……に……」
レオナ先輩はバタリとその場に倒れて眠った
後ろにいた黒い影も消滅したようだ
「…何とかなったか」
「A…まさかとは思ったけど本当にやるとは…」
「レオナ先輩、やたら苦しそうだったが何やったんだ?」
『ああ、大した事はしてないよ。水で溶かしたシャンプーを目に直撃させただけ』
「…それは随分痛い事をしたッスね…レオナさんもあんなに痛がるワケだ」
いやしかし、オバブロ相手にも効くってすげえな。割と賭けだったんだけど
「オイ、起きろ!!」
おいちょっと待て、今眠らせたばっかだろうが
「……あ?」
「おっ!起きたんだゾ!さあ、早く今までの事件は自分が企てましたと自白しろ」
「なに…何だって?」
ほら起きたばっかだから何にも理解してないじゃん
「キングスカラー君、貴方はブロットの負のエネルギーに取り込まれて暴走し、オーバーブロットしてしまったのです」
うわっ!?びっくりしたぁ!!学園長いたの?
「この俺が暴走して…オーバーブロット?嘘だろ…」
あれ?オバブロした時の事は覚えてないのか?
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フロイドくんが来ない - いつも楽しく読ませてもらってます。これからも頑張ってください! そして、私はフロイドくんが推しです。 (2020年9月22日 9時) (レス) id: 87ec836646 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - ちなみに私はリドル推しです (2020年9月16日 16時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - rui@1945さん» 気づいてもらう前提で書いてるので大丈夫ですよ! (2020年9月7日 19時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)
rui@1945(プロフ) - ゆゆゆさん» え?!言わない方が良かったかな?ごめんなさい! (2020年9月7日 18時) (レス) id: ba121b83fa (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - rui@1945さん» ぶっちゃけてしまうと合ってます(笑) (2020年9月7日 17時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆゆゆ | 作成日時:2020年8月8日 12時