兄達に溺愛されてます。 [観音坂独歩]

9日目 ページ10

「怒ってるから？」

ソファに寝させたくないし、

お泊まりの日だけ、兄さんと寝れるの特別感あって好きなのだ


独歩兄さんは考えてるようだ。


「、、、一緒に寝たいのか？」


独歩兄さんはこちらの様子を伺っている

「ソファで寝るなら、、一緒に寝たい ベット大きいから寝れるよ」


「まあ、、」

兄さんの裾をつかみ
「一緒に寝よう？」
と粘ってみる

「、、、うん、寝るか、」

やった！許された！


私だってわかっている。
世間からみたら、高校生のくせに兄と一緒に寝てるのかって思われるかもだけど、兄をソファに寝かしたくないし、安心感があるのだ。

兄離れまだ出来そうにないな。


＿＿


朝の光で目が覚めた。
隣には兄がいる


昨日わがまま言ってよかったな。
やっぱり兄さんが隣にいるのが嬉しい。


「おはよっ！Aちん！独歩のこと起こしてくんね！」


「、、うん」


まだ眠いけど起きなきゃだ

ひふみのご飯食べないと


「兄さん、独歩兄さん」


体を揺らしてみる。


「朝ごはんだよ」


「……A」

兄さんの目が開いた。

「もう少し、、、寝ないか」

グイッとベットの中へと引き寄せられる。


「ちょ、兄さん」


「やだ、、起きたくない」


兄さんがあまえるのめずらしいな。
可愛い。振り払えない。


「ダメ！！ダメ！！独歩ちん！起きろってば！！」


ひふみが布団を引っ張り、取った。


「うーん、うるさい、、」

「独歩！！独歩ってば！起きろって！！」

ぶんぶんと揺らされ、私も振動が来る。


「、わかった、わかったから、」


兄さんが半ギレで起きた。

それから、朝食を食べて、ケーキも食べた。
ゲームや映画を見たりして、楽しく過ごせた。

ひふみには、出かけないかと、いわれたが、私も兄さんも人混みは苦手だから、今回はなしとなった。

1週間の疲れが取れた。また一週間学校頑張らないとな、、





独歩「(また一緒に寝てしまった、、でもよく寝れた、、さすがにいつもおっさんの隣に寝かせる訳には行かないし、布団を買おう、、、)」

10日目→←8日目

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

一二三のシャンパンコール

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す