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もう一度藤ヶ谷に視線を向けると
急に笑われてムッとした表情の藤ヶ谷がこちらを見ていた
怒らせちゃったかな
ごめんねの気持ちを込めて藤ヶ谷の手を握って顔を見上げた
視線が交わると今度は藤ヶ谷が笑った
二人でこうして笑い合えるこの瞬間が幸せで嬉しくて
もう絶対に自分の気持ちに嘘を付いたりしない
藤ヶ谷が好き
いつでも
どんな時も
何度でも
真っ直ぐに想いを伝えよう
「北山……愛してるよ…」
藤ヶ谷の唇から伝わる熱
そっと触れ合う唇が
俺の想いも伝えてくれる
ねぇ？
藤ヶ谷……
今ナニヲ想ウノ？
もっと
もっと教えて？
泣いて笑って
いつだって側にいるから
きゅっと腕を引っ張って
想いに応える様に今度は俺から口付けた
今ナニヲ想ウノ……end.
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作者名：ゆうにゃん
| 作成日時：2019年10月1日 23時
