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あの頃の北山は素直でかわいかったな
懐かしい記憶に頬が緩んだ
ソファへ目をやるとスヤスヤと眠る北山の姿見えた
その姿は無防備でとても愛らしい
「あー!ガヤさん、今すごく幸せそうな顔してるー!絶対何か知ってるでしょー!!」
「ヒミツだよ、ヒミツ!」
「えぇー!ガヤさんも秘密にするなんて狡いー!」
そりゃぁ幸せそうな顔もするさ
大好きな人がいつも側で笑っていてくれるんだから
俺が大切に思っている事をこうして形にしてくれたんだと思うと恥ずかしいけど凄く嬉しくて改めて北山を好きになって良かったと思う
―ガチャ
「おはよー」
「おはよう!」
ニカ千と話していると渉や宮、玉がやってきた
「わったー、ガヤさんとミツが隠し事してるの!」
「えっ?なになに?藤北でカクシゴトとは黙って見過ごせませんなぁ」
「へぇーなんのはなしぃ?」
宮も玉も興味津々で健永の話に食い付いて騒いでいる
唯一、俺達のことを知っている渉に目配せするとソファで寝ている北山をみて状況を察知したようだ
「お前らみっちゃん寝てるんだから静かにしなさいよ」
「あー!わったーも何か知ってるなー!兄組だけ狡いー」
更に楽屋は騒がしくなった
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作者名:ゆうにゃん | 作成日時:2019年8月23日 23時