検索窓
今日:1 hit、昨日:8 hit、合計:37,377 hit

11 ページ11

.



その横顔が綺麗で儚くて


今にも消えてしまいそうで



藤ヶ谷の腕を掴んだ




「藤ヶ谷…俺………」




藤ヶ谷のことが好き、藤ヶ谷が好きだよ



何度でも何度だって言いたくて掴んだその手にギュッと力を込めた





F「北山…離して……」



「…っ……」





俺の腕がするり解けていく





言わなきゃ




今なら何度でも藤ヶ谷が好き、好きだよって




言わせて………






「…藤ヶ谷、俺……本当は…まだ、好きで……藤ヶ谷の事が大好きで………今でもあの日の事………」







F「北山……



もう……遅いよ…」







藤ヶ谷の目から落ちた一粒の雫


遅すぎるよって藤ヶ谷が泣くから唇の動きを止めた





どうしてすれ違ってしまうの?


藤ヶ谷は頷いてくれないの?







F「またね……北山」




藤ヶ谷が俺に背を向けて


行ってしまう




待って…


待って………



狡いよ…



置いて行かないで………






.

12→←10



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (105 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
186人がお気に入り
設定タグ:藤北 , キスマイ , Kis-MyFt2
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆうにゃん | 作成日時:2019年7月23日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。