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大倉くんが楽屋を出て行ってからはいつも通りの賑やかな楽屋になった
北山はニカや健永とソファに座りながら話していた
「ミツ〜また後で大倉くんとご飯いくのー？
「あぁ、俺んちんでな！」
いつもそうやって二人で食事したりお互いの家に行ったりしてるんだ
なんでアイツなの…
「ほんと、ミツと大倉くんは仲良しだよねー付き合ってんのー？笑」
「んなわけあるか！笑」
俺の入る隙間なんてないくらい二人の距離が近付いている
誰にも渡したくない…
「大倉くんと一緒にいるキタミツは恋する乙女の目をしてますぞー」
「うっせ！俺は男だー」
ねぇ、北山
俺だけをみてよ…
「ミツ照れちゃってかわいー♡」
「照れてねぇよ！」
なんで
なんで
なんで…
俺じゃだめなの？
胸の中がモヤモヤして
頭がガンガンする
「たいすけ…どうした？体調悪っ……」
「…っう……さい………」
ニカも健永も玉も宮田も
「うるっ…さい……」
「ふ、じかや…？」
「ガヤ…？」
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作者名：ゆうにゃん
| 作成日時：2019年7月13日 9時
