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「お前はよくそんな恥ずかしいこと言えんなー!」

「なんや〜照れてんのか?顔真っ赤やで!」

「うっせー!照れてなんかねぇしー!」

「そーんな顔しとるとちゅーするで〜♡」




…これ以上近づかないで

…俺から北山を奪わないで




今あふれる愛情


独占したい 束縛したい





「…やめろ…」





ガタッ、




座っていた椅子から立ち上がり、彼奴を睨みつけた




「藤ヶ谷…??どうした?」

「大倉くん、次、俺らリハなんで、もうそろそろいいですか?」




自分でもびっくりするくらい低く冷たい声が出た




「おぉ、せやな!ひろみつまた後でな!」

「お、おう!また後で!」




ほかのメンバーにも会釈しながら大倉くんは楽屋を出て行った
楽屋を出て行く大倉君を北山はずっと見つめていた




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作者名:ゆうにゃん | 作成日時:2019年7月13日 9時

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