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白石side
＿＿医局
全ての患者を病院に搬送して、私たちはようやく腰を落ち着けることができた。今日は本当にハードな1日だった…。
藤川「ようやくひと段落したな」
緋山「もう、肩バッキバキ」
白石「みんなお疲れ」
緋山「お疲れ〜あ、あの男の子大丈夫だった？」
そう緋山先生が言うと、いつの間にかやってきた藍沢先生が答えた。でもそうなると、気になるのはあの子のことで。
藍沢「ICUに運んで、今は落ち着いてる」
藤川「お、藍沢じゃん！ていうかAは！？」
緋山「さっきはマジびっくりした。あの子こそ治療は？」
藍沢「俺が治療した。安静にしておけと言ったんだが、」
緋山「おっ、噂をすれば」
藍沢先生の背中から気まずそうに、でもやっぱりにこにこして出てきたのはAだった。改めて見たAは少し痩せていて、鎖骨くらいまでだった髪はすっかり伸びていた。だけど、変わらない。9年前からずっと変わらない笑顔がそこにあった。
『皆…久しぶりだね。』
藍沢「…皆に会いたいと言って聞かなくてな。」
藤川「A！お前6年間も連絡取らずに何してたんだよ！なあ！」
白石「そうよA。ある程度橘先生から話聞いてたから良かったものの、そうじゃなかったら激怒よ、激怒」
そう言うとAは本当にびっくりした顔をして、その顔があんまり面白いからちょっと笑ってしまった。いつもは落ち着いた穏やかな先生なのに、たまに見せる表情はとても幼い。そういうところが、改めて変わらないなあって思わせてくれる。
『えっ、橘先生話しちゃったの！？』
緋山「そこまでびっくりすること？橘先生、責任感じてたみたいよ、俺が勧めたせいで断りづらくなった、未練を感じないようにするために私達との連絡を絶ったって」
『それは、ほんとに違うのに…』
色々言いたいことがあるみたいだけど、詳しいことはやっぱり明日のカンファレンスで聞けばいいかと思ってしまった。それよりも今はただ、再会できた喜びを噛み締めたい。
白石「とにかく、藍沢先生、A先生。２人とも本当にありがとうね。それから、Aが日本に帰って来てくれて良かった。はい、A7年ぶりのハグ」
『ぎゅー』
緋山「待ってなにそれずるいんだけど！私も入れなさいよ！」
本当に、帰ってきてくれてありがとう。
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うたプリ大好き?(プロフ) - 完結になってますが、終わりなのでしょうか？ (2019年9月9日 6時) (
レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
さわ - 凄く面白いです！！更新楽しみにしてます！頑張ってください！！ (2017年10月15日 22時) (レス) id: 624c3d29d5 (このIDを非表示/違反報告)
すみ(プロフ) - 友結子さん» そうなんですね！更新頑張ってください！ (2017年10月13日 6時) (レス) id: a9185cd038 (このIDを非表示/違反報告)
友結子(プロフ) - すみさん» 面白いと言って頂けて有難い限りです（ ; ; ）!! 台詞に関しては全話録画してあるものをちょこちょこ再生しながら書いております◎ 医療知識がないので専門用語等間違えているかもしれませんが、なるべくドラマの再現ができるよう尽力しております○* (2017年10月13日 0時) (レス) id: e7ffff4c77 (このIDを非表示/違反報告)
すみ(プロフ) - この小説ホントに面白いです！ドラマとセリフとかも一緒ですごいですね！見ながら書いてるんですか？ (2017年10月12日 18時) (レス) id: a9185cd038 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：友結子 | 作成日時：2017年10月9日 2時
