伏黒がデレた

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何回ボコられただろう

この私の膝の上にいるこのキモかわいいクマ

一定の呪力を送り続けないとコイツが襲ってくるから気を抜けない


(そんなことよりなんだこの映画もしあの先生の趣味ならぶん殴っていい？)


私アニメみたかったな進撃の小人とか般若の刀とかさぁ




『悠仁急に連れてかれちゃったし、あ、コーラ飲』


コーラの缶を口に運ぼうとした時にキモかわいいクマの一発が顎に入った



(あ〜〜っもう‼︎イライラする‼︎)

落ち着け落ち着けこれも強くなるための一つの試練だ
そう自分に言い聞かせてガンギマリで映画を見た









ーーい、おーい、


五条「A？」


『んぁ、あ、センセおかえりなさい。』


五条「なにそれいかにも寝てませんよみたいな感じ出すのやめてくれる？完璧寝てたの見てたからね。」

悠仁「A寝てたのか⁉︎」

『寝てませんって、あ、クマ』


いや普通に寝てたからクマ起きちゃうって思って手元を見るとクマもすぴすぴ寝ていた


『あ、ラッキーよかった』

すると五条先生が「ははっ」と笑って


五条「いやーやっぱ君、天才だ」

五条先生の話によると寝ながら一定の呪力コントロールする事はそう簡単ではないという
一級術師にでも難しいらしい


悠仁「よくわかんねーけど、すっげえなA」

悠仁がニカッと笑っていってくれるもんだから嬉しくなっちゃうじゃん


五条「ようやく君の中に秘めていた力が蘇るよ」


五条先生はボソッとそう言った

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