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9話 ページ10

水希side

『ごめんなさい…これは飲ませられないんです…』

桑原「飲ませられないって、なんでだよッ!?」

『これ、海水みたいで…』

桑原「海水!?」

幽助「それじゃあ飲めねぇじゃねぇか。」

『も、もっかいやります。』

自分のポンコツに自分でため息がてる。

いや、ため息も出ないくらい落ち込んでる。


2回目は成功!

『これは飲み水です。飲めますよ。』

桑原くんに差し出すと、勢いよく飲みだした。

桑原「うんめぇ!すげぇな水希!」

『僕の家系は代々水使いなんです。僕の妖力はせいぜい水を召喚できる程度なんですけどね…』

僕の父親は、水の龍を呼び出せたんだけど…

僕には到底できない。

龍どころか、水で剣を作れる妖気もない…

ーーー

垂金の別荘の目の前。

『たくさんいるよ…』

いきなり6体の妖怪に襲われた。

それを、ゆーすけくんが一気にふっ飛ばしちゃった!

改めて、ゆーすけくんってすごいな…

それからも、次々と大勢で襲ってくる妖怪たち。

幽助「数撃ちゃ良いってもんじゃねぇぞ。」


別荘の周りの妖怪がいなくなったところで、やっと中に入る。

そこで僕はやっと気づいた。

戦いに夢中で作動していなかったが…

この別荘の中に…とてつもなく強い妖気を感じる…

きっとこれは、雪菜ちゃんじゃない…

それだけで足がすくんで動けなくなりそうだった。

幽助「何やってんだ水希。置いてくぞ。」

『す、すぐ行くきます…ごめんなさい…』

幽助「いや別に謝るこたぁねぇけどよ。」


ゆーすけくんも桑原くんも、気をつけてくださいね…

言いたくても言えない。

僕のせいで怖がらせるわけにもいかないんだ。

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- 神作品だ。 夢男の性格中の人とそっくりだし♪ 更新待ってるよん!♪ (12月22日 1時) (レス) @page33 id: b523133505 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:プラス. | 作成日時:2022年1月21日 17時

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