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20話 ページ21

幽助side

暗黒武術会当日。

俺は寝てる水希をお姫様抱っこして集合場所へ走っていた。

前日、出発の時刻になったら起こしてくれと水希には言われたが、

あんまりにも気持ちよさそうに寝てたんで、自分から起きるまで寝かせることにした。

んなことより!

幽助「このままじゃ置いてかれちまうぞ!」


この2ヶ月で俺はまぁまぁ強くなったと思う。

まぁ、んなことあのババァの前で言ったらまた殴られるだろうけどよ。

けど、俺以上に水希も強くなってると俺は思う。

まぁ、今なら、バトルしたら俺が勝つと思うけど、

もし水希が悪魔族本来の力を出したら…

ばぁさんは、俺でも敵わないと言っていた。

けど水希は、本能的に自分の力を出すのを嫌がっていた。

ーーー

集合場所につくと、もう出発しそうな雰囲気だった。

あっぶねぇ…セーフだぜ。

幽助「わりぃわりぃ。待たせたな。」

桑原「てめぇら!おせぇぞ浦飯!水…希?なぁに呑気に寝てんだこら!」

蔵馬「まぁまぁ、落ち着いて。寝かせてやってください。疲れてるんですよ。なれない修行で。」

飛影「幽助。」

飛影の方に目を向けると、刀を抜いてきたので慌てて水希を投げる。

それを蔵馬がキャッチ。

蔵馬「あっぶない…(ボソッ」

しばらく攻防し、俺が刀を掴んで一呼吸。

幽助「随分物騒な挨拶だな。」

飛影「ふっ。どこで何をしてきたか知らんが、少しは使えるようになったな。」

桑原「少しだとぉ…?ぶっちぎりで強くなってんじゃねぇか!!」

蔵馬「大丈夫。今の動きが見えてるなら、君も十分強くなってる。」

飛影「一番の問題児は、そこのチビだ。」

飛影は刀をしまいながら水希に目を向ける。

幽助「安心しろ。水希も十分強くなってる。」

桑原「気持ちよさそうに寝やがってよぉ!」

ーーーーー

桑原side

船に乗り込むやいなや、浦飯は眠りやがった。

飛影「殺風景な船だな。」

蔵馬「観光に行くわけじゃないからね。」

水希を抱いたままの蔵馬。

桑原「お前それ、降ろさねぇのか?」

蔵馬「落ち着いてるみたいだから。」

投げられても起きねぇんだ。降ろしたって起きやしねぇだろ。


船長「ちょいとした余興を執り行いたいと思います。」

奴が喋りだした途端、水希が起きて蔵馬の腕から飛び降りた。

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- 神作品だ。 夢男の性格中の人とそっくりだし♪ 更新待ってるよん!♪ (12月22日 1時) (レス) @page33 id: b523133505 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:プラス. | 作成日時:2022年1月21日 17時

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