yuyuの箸休め.*･ﾟJYJ shortstory 3

その態度？(JJ) ページ8

先にベッドから起き上がったのはA


だから俺も半分寝てた頭で起き上がった。



「おはよ、ごめん起こした？」


JJ「んん………半分起きてた、おはよ」


「よく眠れた？」


JJ「…………ん、寝た。」


「ゆっくりでいいんだよ？私は仕事だから準備するけど
好きな時までここにいていいよ。

帰る時、鍵だけ下のポストに入れといてくれたら。」


JJ「うん、ありがと」



そのまま少しだけ、隣の部屋で聞こえるAの音を聞きながら目をつぶってたけど。

やっぱ起き上がって、自分でコーヒーを淹れて
ソファーに座って手持ち無沙汰。



テキパキと仕事モードになる彼女の朝の風景。


懐かしいなぁ……




JJ「ね、まさか、仕事変わってないよね？」


「え？(笑)うん、なんで？」


JJ「いや、なんか……知らないうちに、とかありえそ。」


「あはは(笑)そんなわけないでしょ！」


JJ「じゃさ、そろそろ教えてよ。」


「なにを？」


JJ「引越し先」


「…………やだ(笑)」


JJ「なぁんで。
ね？昨日からさ、距離あるじゃん。
せっかく日本来れたのにさ？

寂しい思いさせたのはごめんだけど……

これからしばらくこっちにいるし、また来るし。
このまま拗ねられててもやだし。」



「…………なんか、やだ。」


JJ「え？」


「その態度がいや」


JJ「えぇ？」


「もう行く。」


JJ「ちょっと、待ってよ！まだ話……」


「拗ねてたのは認めますけど！
本人から言われると腹立つ！
私がこの7ヶ月で迷って決めたこと、スーッと来てかっさらって行くのも、腹立つ！」


JJ「………え」



「じゃ！いってきます！！！」



JJ「いってらっしゃい………気をつけて」



「ありがと！！！ジェジュンもね！」




バン！



勢いよく閉まったドア。




怒らした……の？




いってきます、
と、
気をつけて、
と、
ありがとう！ジェジュンもね！


このワードが出た時点で

あんま怒ってる感じしなかったけど。



態度はめちゃくちゃ怒ってた、な。


拗ねてたのも認めたけど


7ヶ月で決めたことってなに？


やっぱ別れようとしてたんじゃん？





・




「その態度がいや！」



て……どーすりゃいいんだよ

昨日は悪くないなら謝らなくていいって言ったくせに。

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