yuyuの箸休め.*･ﾟJYJ shortstory 3

甘えてた(JJ) ページ24

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「やば！早く行かなきゃトラックよりも遅れちゃう！」


JJ「あ、やっと！新居が分かる！」


「あぁ、そう、だよね……」



マジで嫌そうな声……だし！


JJ「まだ怒ってんの？俺が言わずに引っ越したこと」


「ちがう、そうじゃなくて……
ま、行きゃわかるよ。行こっか。」


JJ「タクシー？」


「何言ってんの、電車だよ」


JJ「電車？！」


「今から車で行ったらトラックに間に合わない。
それに電車なら車より早いし、360円だよ？
ジェジュンはタクシーで高いお金出して来てくれるけど、
360円なんだからね？」


JJ「………そ、そうだけど」


「ジェジュンはタクシーで行く？」



そんな意地悪を言ってくる

行先知らないのに俺。



「大丈夫、ジェジュンその格好ならバレないよ(笑)
私少し離れたとこにいるから、私に付いてきて？」


JJ「……わかった。見えるとこにいてね？」


「大丈夫だって(笑)」





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日本で活動し始めた頃は、たまに乗ってたけど

最近はずっと韓国だったし。

やっぱ緊張する。



行先は、Suicaだからわからないけど。

乗る電車で大体わかる！駅名とか覚えてるもんだな！



本当に、絶妙に離れたところに立っててくれる。


俺は、なんかキャップにメガネにマスクで
Aをつけてるストーカーみたいじゃね？


これ、逆に怪しくて捕まらないか……


けどちょっとだけ楽しくて。


普段Aはこうやって通勤してんだ、とか想像したり。


今日は日曜日の昼だけど、
平日の朝ってめちゃくちゃ電車混むんじゃないの？
通勤ラッシュ、だっけ。

ちかんとか、大丈夫かな、とか心配になったり。


斜め前のドアの横に立ってるAを客観的に見て

ふつーに、綺麗だな、って思ったり……した。




他人の距離だけど、
たまに目を合わせて、笑ったり。


あー、こうして
当たり前のこと、当たり前に
一緒にしてくれる人。

だけど、ちゃんとバレないようにって
気を使ってくれるとこ。

甘えてたなぁ。
けど、ありがたかった。




……Aといると
本当に、素の自分でいられるんだな。

結局…ジェジュン→←楽しい、な

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