yuyuの箸休め.*･ﾟJYJ shortstory 3

寂しくないね ページ22

ホカホカでお風呂から出ると、

ジェジュンはテレビを観てた。

自分が出てる番組←

これは、私が録画してためてたやつ！！



「ちょっと！！何勝手に観てるの！」


JJ「あー、ごめん(笑)懐かしくて。」




自分の観て、笑ってる……

どういう気持ちなんだろ。


JJ「マネージャーにさ？余計なこと喋んないようにって怒られるから(笑)
けど、面白いじゃんね？俺も楽しいし、楽しんでくれてるならいいか、って思っちゃう(笑)」



ジェジュンの横、座って。

何となく一緒に観ちゃう。



JJ「Aは何が良かった？」


「え？ジェジュンの出たやつ？」


JJ「うん」


「ドッキリの(笑)」


JJ「あはっ(笑)あれね！」


「けど……やっぱ歌ってる時が一番いいな。
歌ってる時は、ジェジュンの気持ちが素直に届くし、
受け取れるから。」


JJ「そぉ……なんだ。
それは、一番嬉しい。

Aはー、ちゃんと俺の事見てたんだね。」


「観てないこともあったけど。
自動録画設定してるから、勝手に録画されてるの(笑)」


JJ「なぁ！全部見てよ！！(笑)」


「観る！観るよ(笑)」





ふざけて笑ってると、
またふわって、優しく……
私の肩に顎が乗っかった。



JJ「また明日から頑張るから、見ててね？」


「うん、ちゃんと録画されるから大丈夫！」


JJ「テレビじゃなくて(笑)
もちろんテレビもだけど……
芸能人じゃない、ジェジュンもだよ。」


「あぁ、そういう意味か///
うん、見てるよ。これからも、よろしくお願いします。」




そう言うと、

鼻と鼻、くっついて。

二人で笑った。



もう大丈夫だ、
メンタルも戻った。



何度か、惜しむように短いキスして。





JJ「じゃ、行くね？」


「うん……」


JJ「温かくして、寝てね？」


「うん、ジェジュンもね？風邪ひかないでね。」


JJ「引越しの日、また来るから」


「本気で？」


JJ「本気で(笑)」


「困ったなー……」


JJ「なんで！」


「バレるじゃん、私の秘密」


JJ「そのために来るんだから(笑)」




・



・



うぅ………


ジェジュンが片道40分かけなくていいように

近くに引っ越したってこと。


さよならしようとしてたくせに
結局はジェジュンの事考えてたこと。

バレるの恥ずかしいな。





JJ「じゃ、また」

「またね、ジェジュン。
ありがとう……」

JJ「なんも(笑)こっちこそ。」




最後、うっかり好きだよ、って
口から出そうになった。

もう寂しくない、ね。

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