yuyuの箸休め.*･ﾟJYJ shortstory 3

おかえり ページ12

あぁ………

疲れた。


ケータイ、帰りにチェックしたけど、
もちろんジェジュンからは何も無くて。

韓国にいた時は、別に数日連絡がないなんて普通で。

きっと向こうも、それが普通だったのに。


同じ国にいるとなると、こうも気にしてしまう。




今日はオフだって言ってたし、きっと色々してるだろう。


買い出しとか、荷物の整理とかね。



インスタもTwitterもファンクラブも何も動きなし←


ファンクラブ入ったことは秘密だけど。




「………え？」



電気がついてる、私の部屋。

ジェジュン、つけっぱなし？

いや。違うかぁ……

困ったな……いるの？




しばらく考えて、

自分の部屋、チャイムを鳴らしてみた。




「……………」



JJ「おかえり！」


「………た、だい、まぁ」


JJ「え、え？！A？！どした？！」


玄関先で力尽きた。


ジェジュンの顔が、おかえり！の顔が、優しくて。
朝のことなんて、無かったみたいな笑顔で。


お腹も痛いし腰も痛いし。


半年と28日プラス1日ぶんの、何かが
一気に……足にきた。



JJ「立てる？！どした！A！！」


「ご、ごめん(笑)ちょっと限界だったので……」




慌てるジェジュンに、ちょっと勝った気がして、
嬉しくて、でも、安心して、嬉しくて、ほっとした。



「おかえり……ジェジュン」

JJ「え？ただいま、でしょ？」

「んーん、昨日の。言いたかったのに言わなかったから」

JJ「あー、それか。」




座り込んだ私の背中、

同じように丸まって、ぎゅーってしてくれたジェジュンを

やっと、私は、迎えることが出来そう。



JJ「ただいま………A、会いたかった」


「……………」


JJ「言ってよ(笑)」


「私も、ものすごーーーく、会いたかった。」






.*･ﾟ .ﾟ･*.

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