小さな恋のものがたり

2 Tside つまらない物ですが ページ2

「お隣に挨拶しなきゃね」


この間行った時は留守だったし
こういうのは早めに終わらせてたがいいよな


紗『…裕太行ってきてー』


「一緒に行けばいいじゃん」



こういう事が苦手な紗弥加……



お願いって両手を合わせて笑顔を見せられると
なんとも弱い俺…


こういうの意外と律儀な俺。
しないならしないでいいんだけどね…



「じゃあ、ちょっと行ってくるね」




紗『はーい』




手土産を持ってお隣に行った



♪ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ♪


『はーい』

ドアの向こうから声が聞こえてきた

女の人が住んでたんだな



ガチャっと開くと
ひょっこり顔を出して


はいって笑顔で迎えてくれた


「…／／／」


すげー可愛い／／／


『…あの、、、？』


あっ、俺固まってた……


「…えっと、、隣に引っ越してきました
玉森と言います！

…あのっ、つまらない物ですがこれどうぞ。」



『ﾌﾌﾌｯ、お隣の。
初めまして、小林Aです。
よろしくお願いします。

ご丁寧にありがとうございます。
じゃ、遠慮なく頂きますね。』



Aさん…
可愛い人だな／／／



って俺すげー顔緩んでないか？

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