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『いらっしゃいませ。』
だいぶお店の接客も慣れてきた。
お客様にも顔を覚えてもらって
少しずつお話をするようにもなった。
相「成。さっきのお客さんがお土産くれたよ。
後で休憩の時に食べよ。」
『わぁ、ケーキだ。しかもチョコ！』
相「俺もチョコがいい。半分こしよっか？」
『いいですね。そうしましょ。』
最近は慎さんと
休憩が一緒になることが多い。
だから慎さんの意外な一面を見たり
知らなかったことを知るようになった。
何故か帰りは
俺が送るって言い張るし…
顔に似合わず変顔するし、、、
(この顔はお客様には見せられませんね…)
慎さんが呼ぶ�狎��瓩辰童討喨�も
慣れ始めた頃だった…。
、
いつものように
休憩室でまかないを食べ
さっき貰ったケーキを二人で頬張る。
『美味しいぃ〜〜、幸せ〜』
相「成ってほんと美味しそうに食べるよな。」
『美味しそうじゃなくて、美味しいんです。』
相「ふふふっ、もう〜チョコ付いてんぞ。」
『えっ？どこ、どこ？』
口周りを手で触りながら
付いてるチョコを取ろうとしたら
＿＿＿ﾁｭｯ。
慎さんの唇が私に触れた…／
相「…甘っ／／」
取れたよ♫って
舌をペロッと出して笑ってるけど
私は何が起きたかわからなかった…
また慎さんの顔が近づいてきて
�犒�なら逃げて�瓩辰董◆�
私はとっさに目を瞑り、慎さんの唇が重なった…
キスしたいとか、そんなんじゃなくて
ちょっとびっくりしたから瞑ってしまったわけで…
相「口開けて、、」
『……ムリです、、』
そう言うと
慎さんが笑い出した。
相「んはははっ……成〜、ムード台無しだよ。」
『厶、ムードって…ここお店ですよ！』
相「じゃ、お店じゃないならいいってこと？」
私を抱き寄せた慎さんが
首筋に顔を埋めた…
『慎さん…／』
相「今日……うちに来いよ。」
『……でも、、あのっ……』
相「成……好きだよ。初めて成を見た時から好きだった…」
真っ直ぐ見つめ
真剣に私を好きだと言う眼差しに
気持ちが揺らいだ…
恋をする辛さを知って
臆病になりそうだったけど
恋をする喜びを知りたいとも思えた…
、
、
その夜
私は慎さんと結ばれた…
初めて男の人に抱かれ
愛される悦 びを知る。
流されたのかな…
でも、、身体がこんなにも火照り
重なり合う肌が気持ちよかった…
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作者名：yuna
| 作成日時：2019年3月5日 20時
