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29 玉森side ページ29

俺ね、結構頑張ったよ?







行ける時は
わったーのとこに通った。
Aちゃんに会うために…








Aちゃんの作る料理を
美味しいって褒めて
デートしよって誘って、、



最初は困っていたのに
それがいつしか
笑顔で断るようになった。



まるで今日のオチみたいに。









めげずに頑張るって…
頑張れるって思ってた、、、



Aちゃんが好きだから…
すごくすごく好きだから……








でもね……
心が折れちゃった。








俺の想いは、これっぽっちも
伝わってなんかなかった。







最後にもう一度
デートしようって
言ったけど、いつもと同じ…









きっといつまでも
変わらないんだね…



















Aちゃんと出会う前から
あゆから好きだって言われてたんだ…








共演したのをきっかけに
あゆと話すようになって




それから何度か
歌番組の共演が続いて




あゆが番号を交換してほしいって
懇願され、仕方なく…







まめに連絡くれて
食事に誘われたりしていた。







俺もAちゃんのように
断り続けてた…






それでもあゆは
諦めなかった。





一生懸命
俺に想いを届けてくれた。




なんかさ…
苦しくなったんだよね、、、
健気に俺を好きでいてくれるあゆに。





だからね
俺はあゆと向き合うことにしたんだ。





あゆは俺と同じだから…
好きな人に振り向いてほしくて
一生懸命だった。





俺は報われなかったから
せめてあゆは、、
頑張った先の
答えをあげたいって…








玉「あゆ、俺の彼女になって。」







たくさんの涙を流したあゆを
めいっぱい抱きしめた。






それからの俺は
横尾さんのとこには
見向きもせず

ひたすら
あゆの家に通った…







俺なりにあゆを
精一杯愛したんだ…







どこかムリをしてるのかもしれない。
Aちゃんを忘れようと
あゆを抱いてるかもしれない…







それでも
あゆと過ごす時間は
とても幸せだった。









このまま
Aちゃんを
忘れればいいだけだ。








あゆといたら
きっと忘れるだろう…
























キミが俺たちの
ライブさえ来なければ…








俺はキミを
忘れられたのに……








どうしてキミは
そんなに悲しげに
俺を見るの…








どうして
俺を愛おしそうに見るの…







俺……
勘違いしちゃうじゃん。









キミを好きだと
言ってしまいたくなるよ…

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設定タグ:玉森裕太 , 横尾渉 , Kis-My-Ft2   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:yuna | 作成日時:2019年3月5日 20時

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