小さな恋のものがたり8 (ページ24)

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259 Tside 勘違いページ24

高『……裕太さんは、、酷い男じゃありません。

もちろん期待はしましたよ……もしかしたらって思ったりもしたし。

でも……嫌じゃなかった。彼女以上になれないってわかっていても、裕太さんにキスされて嬉しかったから。
だって、、、私にキスしてくれたのは、私とキスしたかったからでしょ？わざわざしたくない人にキスなんてしませんよね？』

「………それはそうだけど、、、その時の感情だけで動いた俺がいけないんだよ。」

高『……認めましたね。私とキスしたかったって。

ふふっ／／感情で動いたってことは私に気持ちが揺らいだってことじゃないですか。

裕太さんは、結構私のこと好きなんですね♡』

なんか話が飛躍してないかな？

揺らいだ→キスした→菜々ちゃんが好き→♡

すごーーく勘違いしてないか？

「だからね、何度も言ってると思うけど
菜々ちゃんのこと好きだけどさ、彼女にしたいとかじゃないの。わかってるでしょ？」

高『あっ！今好きって言いましたね。認めちゃいましたね♡』

菜々ちゃんは俺の手の甲を指で厭らしく触りだす。

高『わかってますよ。彼女にはできないけど、私を求めちゃうんでしょ？

だから前に言ったのに。……2番目でもいいって。

私のこと欲しくないんですか？Aさんと別れなくてもいいし、私も裕太さんも満たされて言うことなしなのに。

絶対にバレませんよ。裕太さん……2人で楽しみませんか？』

「ゲホッ、ゲホッ…………」

高『あーあー、裕太さん何動揺してるんですか。
スーツ汚れちゃいましたよ…』

スーツとかどうでもいいから！

「2番目とか絶対ダメだから！他のヤツだったら本当に遊ばれちゃうよ！

俺、、バレなきゃいいとか考えれないし。」

高『遊んでいいですよ……。遊んでみて下さいよ。

他の人に弄ばれる前に裕太さんが私に触れて下さい。』

マジ言ってる事めちゃめちゃだから………

「やっぱり菜々ちゃん飲み過ぎだよ。」

高『酔ってるからなんだっていうの？自分だって多少は酔ってるでしょ？
それならお酒の席の戯言だと思えばいいですよ。』

「俺はそんなに酔ってない。お酒の席でも、そういうこと言っちゃダメだって。」

これ以上言ってもムダなのかな？

何を言っても俺を好きなんだし……

この状態からはなかなか抜けれないのかな？