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110 Tside 俺たちの家 ページ9

『……してる、、の?』


「バーカ、冗談だって。Aがヤキモチ焼いて可愛かったから意地悪しちゃったの。」



『……だって、、菜々さんって絶対裕太のこと好きだよ。あんな綺麗な人がずっと一緒なんて心配になるよ……』



少し目を潤 わせ心配そうな顔で俺を見る。



「心配しなくても大丈夫だって。プロジェクトが終わったら会うこともなくなるんだから。」


Aを引き寄せ、頭を俺の肩に乗せた。


「Aが大好きなんだよ、俺。…わかってるでしょ?」


『うん……信じてる。』






信じてる……その言葉が胸に刺さった。


キスだって、、、立派な浮気なんだ。


浮気で傷付いた俺たちなのに……
またAを傷付けるなんてしちゃいけない…



「……帰ろっか?俺たちの家に。」



.




.




.





今日はちゃんとAを愛してあげよう。

Aだけを想って、Aの名前を呼んで
たくさん愛してあげよう。







フラフラと心が揺らぐことのないように…

A……俺を捕まえていて。

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設定タグ:玉森裕太 , 北山宏光 , 藤ヶ谷太輔   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:yuna | 作成日時:2018年7月4日 11時

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