138 Tside 鳴り止まない携帯 ページ7
俺はハッとした………
我に返ったんだ。
酔がサァーーッと引いていく感じで、、、
これ以上は″ダメだ″って着信音が警告音のように聞こえてくる。
菜々ちゃんのナカに入っていた指をゆっくり抜いた、、、
「……ごめん、、酔ってるからってこんなこと。
本当にごめん…。」
高『……やめ、ちゃうの?』
菜々ちゃんの乱れた服を直し、ベッドを降りた。
「…ごめん、、、」
鳴り止まない携帯はAからだった…
「彼女が……心配してるから帰るね、今日は本当にごめんなさい。」
頭を下げ
急いでジャケットを着て菜々ちゃんの部屋を出た。
.
俺は何やってんだ……
もう少しで菜々ちゃんを抱くとこだった。
それに……菜々ちゃんを寸止めさせてしまった。
あんな気持ちよさそうな顔までさせて
そのまま置いてくるなんて、、マジ最低だ。
裸まで見ておいて…
見ておいてってよりも
…見た、、…揉んだ、、…舐めた、、…指まで入れた、、…
それでお預けなんて、、菜々ちゃん今ごろ泣いてるかもな………ごめんね。
でも……よかった、Aからの連絡がきて。
一線を越えてしまうとこだった。
「…もしもし、A。ごめんね、気付かなくて。
今から帰るから……すぐ帰るから待ってて。」
ごめんね、A……
こんな情けない男が彼氏で。
ネクタイを締め直し
愛しい人が待つ家に足早に帰った。
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作者名:yuna | 作成日時:2018年7月22日 8時